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小堺一機、戦々恐々『いただきます』が23年ぶり復活

 小堺一機(56)が司会を務めるフジテレビ系昼の帯番組『ライオンのごきげんよう』(月〜金 後1:00)が、1991年1月のスタートから来年放送23年目に突入するのを前に、前身の『いただきます』が1週間限定で復活することが4日、わかった。『いただきます』は多彩な分野で活躍する“オバさま”たちが、生放送で制御不能なトークを繰り広げ、オバさんブームを巻き起こした伝説の番組。今回の復活劇に小堺は「非常に恐ろしいなあと思います」と戸惑いを隠せないでいた。

『ごきげんよう』の小堺一機、『いただきます』の頃(28歳)の写真と一緒に

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 小堺は『欽ちゃんのどこまでやるの!?』(テレビ朝日)の「グレ子」で顔が売れ、1984年に『いただきます』のメイン司会に抜てき。それ以来、お昼の顔となった小堺にとってはまさに原点というべき番組だが、放送禁止用語があるのも知らず、生放送で何が飛び出すか分からないトークに振り回されることもしばしば。「檻のない動物園…サファリパークみたいなところに、自転車で行っちゃったんだという感じですね。自転車はある程度逃げられますから、当時自転車くらいの実力があったと思いますね」と当時を振り返った。

 演出を担当する三宅恵介氏によれば「小堺さんが結婚をするきっかけを作ったのもオバさんなんですよ!!」。『男はつらいよ』シリーズの「おばちゃん」役などで知られる女優の故・三崎千恵子さんに生放送で「あんた、彼女いるんでしょ」と聞かれ「はい」と答えてしまったという。

 『いただきます』復活といっても、小堺は「一応オバさま方にはサイコロは振っていただくのと、“プチ悩み相談”をオバさま方に解決していただきたいと思っています」。ゲストは芸能界から今年、輝いていたオバさま10人(淡路恵子あき竹城、冨士眞奈美、秋野暢子朝加真由美森公美子、マダム信子、鈴木マリアIKKOなるみ)が集結。月曜から金曜の5日間、スタジオに勢ぞろいし、それぞれ3人ずつ選抜メンバーがサイコロトークを繰り広げる。

 小堺は「当初28歳だったので28歳の時のような新鮮な気持ちでやらないと、ただのおじさんおばさん対談になっちゃう」と気を引き締め、「オバさまを攻略するにはまず、相手の懐に入ること。近くに行く勇気がすごく必要なんですけどね」と笑わせた。番組が長続きしていることをについては、スタッフへの感謝を口にしながら「自由にやらせていただいています。それがいいんだと思います」と語っていた。

 『ライオンのごきげんようスペシャルウィーク〜復活!いただきます・オバさん大集合〜』はフジテレビ系で12月17日(月)〜21日(金)まで午後1時から放送。

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  • 『ごきげんよう』の小堺一機、『いただきます』の頃(28歳)の写真と一緒に
  • 『ごきげんよう』の司会・小堺一機(左)と演出の三宅恵介氏(右)

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