ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

井上真央、小田和正の厳しく優しい言葉に感謝

 天真爛漫な笑顔が印象的な女優・井上真央。昨年のNHK紅白歌合戦では司会を務め、今年はドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)のディレクターに挑戦するなど、女優業だけでなく活躍の場を広げている。

最新主演作『綱引いちゃった!』で女性ばかりだった撮影現場を語る井上真央(写真:逢坂 聡)

最新主演作『綱引いちゃった!』で女性ばかりだった撮影現場を語る井上真央(写真:逢坂 聡)

写真ページを見る

 持ち前の明るさとはつらつとした元気あふれる姿で、その場を和やかにする井上。常に前向きに自ら新しい仕事に積極的に踏み込んでいるのかと思いきや、そうでない時期を乗り越えての今の姿があるようだ。「以前は弱気になってばかりの時期もあったんです。でも、昨年から今年にかけていろんな新しいチャレンジをさせていただくなかで、段々と考え方も変化してきました」。

 その意識が変わるきっかけになったのが、アーティストの小田和正に密着した前述のディレクター経験だった。「ものすごく嬉しいことだけど、同時にプレッシャーも大きかった。心のどこかで弱気になっていたら、小田さんにその気持ちが見透かされてしまったみたいで、『初めてということを言い訳にはしないで』と言われたんです」。小田の厳しくも優しさのある言葉に触れて、井上にとってはこの仕事以外のいろいろなことについても考えさせられるきっかけになった。「小田さんにその言葉をかけていただいて、本当に感謝しています。私にとってはとても大きな意味を持っていました」。その後は、経験のないことにどんどん挑みたいという意欲が増しているという。

 そんな井上が最新主演作『綱引いちゃった!』(公開中)では、スポーツとしての“綱引き”を通していろいろな悩みを持つ女性たちをまとめるリーダー役を演じる。キャストもスタッフも女性ばかりだった撮影現場では、主演としてみんなをまとめる役を担った。「女性が多くて本当に楽しくて、よく女子会も開いていたんですよ(笑)。みんなで食事をしながら、撮影の話やいろんなことを話しました。世代はバラバラなのに、全員とても仲が良かったのは不思議でしたね。私は人の話を聞くのが好きなので、聞き役として楽しんでいました」。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索