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もう中学生、ダンボールから大喜利へ 『IPPONグランプリ』出場決定

 ピン芸人・もう中学生(29)が、17日午後1時半よりフジテレビ系で放送された『IPPONスカウト』で優勝し、今夜放送の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』(後9:00)への出場権を獲得した。「ぼんやりと地元の長野に帰ってお笑いやろうかなと思い始めていた頃で…」というもう中は、「11年間頑張った自分へのご褒美ととらえていいのかなと思います(笑)。僕みたいな人間でもこんなチャンスが来ました。誰にでもいつかハッピーな瞬間が訪れます! 芸歴11年間のすべてをぶつけます」と意気込んでいる。

11月17日放送の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』(後9:00)に出場する中学生(中央)

11月17日放送の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』(後9:00)に出場する中学生(中央)

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 第8回の開催となる『IPPONグランプリ』は、チェアマンに松本人志(ダウンタウン)を迎え、芸人10人が大喜利で対決する番組。過去7大会中、6大会に出演し、優勝3回、準優勝2回という圧倒的な成績をあげるバカリズムや、そのバカリズムと3度目の決勝戦で前回(4月に放送)初優勝した千原ジュニアらに、優るとも劣らない優れた大喜利の才能を発掘するため、『IPPONスカウト』が実施された。

 約1年前にも『IPPONオープン』として、全国のお笑い芸人を対象に大喜利ペーパーテストを実施し、ここで選出された飯尾和樹(ずん)が今年4月の第7回大会に出場した。改めて今回の『IPPONスカウト』には、全国から1155人の芸人から回答が寄せられた。

 優勝が決まった瞬間を振り返り、もう中は「頭の中で、ぐるぐるぐるとハイポジの150分テープが巻き戻しのように戻って、いろんなことを思い出しました。お笑いを続けていて良かったと思いました」と大喜びだった。

 ダンボールを使う異色ネタで知られるもう中だが、「小さいころは草と石で遊んだりしてて、中高生の時は人とうまく話せず、真っ直ぐ家に帰ってお笑いのビデオを見ていて、本当にお笑いだけが自分を助けてくれました。今までの人生でいい所がなかったんですけど、『IPPONグランプリ』に出るのが勲章です」。

 大喜利で新たな才能を開花させることはできるのか。番組プロデューサーの竹内誠氏は「もう中学生さんは、思考回路が奇想天外というか、バカリズムさんが嫌がるタイプでホリケン(堀内健)さんに近いタイプ。ハマると強いと思います。お笑い人生のターニングポイントになれば、番組としても本望です。1年後に車のコマーシャルに出るくらい化けてくれたらうれしいですね」と本戦での健闘を祈っていた。

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  • 11月17日放送の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』(後9:00)に出場する中学生(中央)
  • 11月17日放送の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』(後9:00)に出場が決まったもう中学生(中央)
  • 11月17日放送の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』(後9:00)のチェアマン・松本人志

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