俳優の竹中直人、藤木直人、高橋英樹らが7日、東京・渋谷のNHK放送センターで時代劇『御鑓拝借〜酔いどれ小籐次留書〜』(来年1月1日放送 後7:20)の撮影中に取材に応じた。竹中は、大酒飲みで冴えない風貌だが、剣を取れば秘剣の使い手という役どころに「久しぶりに強い男の役だったので、ちょっと恥ずかしかったりして」と照れ笑い。大勢のエキストラを動員した大名行列を襲撃するシーンなど派手なアクションを見どころに挙げ、「立ち回りで刀を一振りするごとに、はぁ、はぁと息が切れるのが、切なかったですね」と笑わせた。
小籐次に御鑓を奪われる若生藩の物頭・古田を演じる藤木は「竹中さん演じる小籐次がなぜ3つの藩の大名行列を襲うのか、その謎解きの部分が見どころ」と語り、同じく小籐次の襲撃に遭った布杵藩家老・村瀬を演じる高橋は「竹中さんにぶっ飛ばされて、川に投げ込まれるシーンがあります。私にとっても前代未聞の役です」とアピールした。
原作は佐伯泰英氏の同名時代小説。脚本は『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)などで活躍する櫻井武晴氏が担当した。豊後九重藩の江戸屋敷の厩番を勤めていた小籐次は、失態により奉公を解かれ浪人に。そして、3つの藩の大名行列を襲撃し、御鑓を奪って日本橋の高札場にさらすという無謀な計画を一人で実行する。奪い、奪われる御鑓に象徴される武士としての名誉をかけて、男たちの攻防が繰り広げられる。高橋も「男の世界がとてもよく描けている」と自信をのぞかせた。
古田の妻役で出演する国仲涼子は「女性キャストが登場するシーンが癒しになれば」、小籐次の無事を願う料理屋の女将役の鶴田真由は「酸いも甘いも知って、その上でいろんな人を支えていく、懐の深い女性をそろそろ演じられるようになっていたらいいな」と、それぞれ作品への思いを語っていた。
小籐次に御鑓を奪われる若生藩の物頭・古田を演じる藤木は「竹中さん演じる小籐次がなぜ3つの藩の大名行列を襲うのか、その謎解きの部分が見どころ」と語り、同じく小籐次の襲撃に遭った布杵藩家老・村瀬を演じる高橋は「竹中さんにぶっ飛ばされて、川に投げ込まれるシーンがあります。私にとっても前代未聞の役です」とアピールした。
原作は佐伯泰英氏の同名時代小説。脚本は『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)などで活躍する櫻井武晴氏が担当した。豊後九重藩の江戸屋敷の厩番を勤めていた小籐次は、失態により奉公を解かれ浪人に。そして、3つの藩の大名行列を襲撃し、御鑓を奪って日本橋の高札場にさらすという無謀な計画を一人で実行する。奪い、奪われる御鑓に象徴される武士としての名誉をかけて、男たちの攻防が繰り広げられる。高橋も「男の世界がとてもよく描けている」と自信をのぞかせた。
古田の妻役で出演する国仲涼子は「女性キャストが登場するシーンが癒しになれば」、小籐次の無事を願う料理屋の女将役の鶴田真由は「酸いも甘いも知って、その上でいろんな人を支えていく、懐の深い女性をそろそろ演じられるようになっていたらいいな」と、それぞれ作品への思いを語っていた。
コメントする・見る
2012/11/07