女優の黒柳徹子が17日、東京・銀座のル テアトル銀座で舞台『ルーマーズ 〜口から耳へ、耳から口へ〜』公開けいこを行った。来年5月末日をもって閉館する同劇場で、1989年からライフワークとして舞台を行なってきた黒柳は「今回で最後になる。もったいないですね、こんなに人が観に来てくれる劇場なのに」と嘆き、「10年前にもこういうことがあったけど、もう一度どなたかがこの劇場を続けてくれたら、と祈っております」と複雑な思いを吐露した。 1990年に初演、2006年に再演した同舞台に再び臨む黒柳は「(ゲネプロで)みなさん、笑ってくださって、やりがいがあって、どこがおもしろいかがわかってよかった」と早くも手応え。同劇場での公演は今年で最後になることが濃厚だが、ライフワークとなる公演自体は「続けます」と継続を約束していた。