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福山雅治、5年ぶり映画『ガリレオ』復活

 歌手で俳優の福山雅治の代表作となった『ガリレオ』シリーズが、5年ぶりにスクリーンで復活する。東野圭吾原作、福山が天才にして変人の物理学者・湯川学を演じた同作は、2007年にフジテレビ系ドラマシリーズで放送され最高平均視聴率24.7%(※)をたたき出し、08年には直木賞受賞作『容疑者Xの献身』が映画化され興行収入49億2000万円を記録したヒット作。23日より撮影に入った福山は「進化した湯川学として皆さんとお会いできることを心待ちにしています」と、並々ならぬ意欲をみせる。

ガリレオが5年ぶりに復活 映画『真夏の方程式』主演する福山雅治

ガリレオが5年ぶりに復活 映画『真夏の方程式』主演する福山雅治

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 久々の“変人・湯川”復活に、福山は「今作のテーマである『自然と人類の共生』に“天才”であり“変人”の湯川はどういう考えをもっているのか? 僕自身もとても興味があります」と嬉しそう。「僕も湯川学も年齢を重ねているので、どう進化させられるかプロデューサー、監督と打ち合わせをしながら進めています」と意気込みながら、「自分自身このテーマにどう向き合っていくのか、熟慮しながら撮影に臨みたいと思います」。

 鈴木吉弘プロデューサーは同作について「科学技術への信頼に疑問符が投げかけられている中、『科学はどうあるべきか』というガリレオシリーズにとって最も根源的なテーマの作品を映像化する」と、こちらも気合十分。「前作から歳月を経て、演技者としても人間としてもさらなる成長をした福山雅治が魅せてくれる、新しいガリレオ。実に、楽しみです」と期待を寄せる。

 映画『真夏の方程式』は2013年初夏公開。“手つかずの海”と呼ばれる美しい海、玻璃ヶ浦を舞台に、海底鉱物資源の開発計画の説明会に招かれた湯川は、「緑岩荘」という旅館に滞在し、一人の少年・恭平と出会う。翌朝、港付近で変死体が発見され、湯川と恭平は思わぬ形で事件に巻き込まれる。東野作品らしい緻密なミステリーと科学と自然の共存をテーマに、人間の悲哀や真実の裏側が明かされていく。共演者はまだ明かされておらず、続報が待たれる。

※平均視聴率の最高は初回24.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)

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