国民的人気漫画『ドラえもん』の“20年後の世界”を実写化したトヨタ自動車企業CMシリーズの最新作で、前田敦子演じるジャイ子と小川直也演じるジャイアンが兄妹初共演することが6日、わかった。リサイタルでジャイアンが熱唱するAKB48の「ヘビーローテーション」にのせて、ジャイ子がノリノリで踊りだすなど、コミカルなストーリーとなっている。

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　新CMは“芸術の秋”がテーマ。クリスティーネ剛田として開催しているジャイ子の絵の個展にやってきた仏俳優のジャン・レノ演じるドラえもんと妻夫木聡演じるのび太。「もうひとつの芸術の秋に行かない？」というジャイ子の提案で連れて行かれたのは、ジャイアンが働くスーパーで開催していたリサイタルだった。ノリノリのジャイアン兄妹と対照的に、その歌声に耳を塞いで裏山へと逃げ出したのび太とドラえもん。のび太が「自分の好きなところに行きたいなぁ」とつぶやくと、画面に「免許を取ろう」というロゴが映し出され、CMを締めくくる。

　“兄妹”での共演について、前田は「格闘技をされていたので体も大きいですし、最初は緊張しましたが、とても優しく接して頂いて、お兄さんがいたら小川さんのようなお兄さんが欲しいです」と回顧。小川も「実際に、こんないかわいい妹がいたら…最高です！」と大喜びだった。「正直、リングに上がる時より緊張しました」という小川の「ヘビロテ」に、前田は「AKB48とは違った迫力があって面白かったです」と太鼓判を押していた。

　シリーズ第8弾となる新CM『ジャイアンジャイ子の芸術の秋』篇は、きょう7日より全国で放送開始。