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女流作家・有川浩作品、実写化相次ぐ 『県庁おもてなし課』錦戸亮&堀北真希で映画化

 女流作家・有川浩氏の小説『県庁おもてなし課』(角川書店)が関ジャニ∞錦戸亮堀北真希で実写化される。有川作品といえば、好視聴率を記録した2010年放送のドラマ『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系)や、翌年に中谷美紀主演でスマッシュヒットを記録した映画『阪急電車 片道15分の奇跡』、岡田准一榮倉奈々出演で小説『図書館戦争』の映画化も先日発表されたばかり。相次ぐ実写化に本人は「楽しみで仕方ありません」と、手放しで喜んでいる。

【書影】新たに実写化が決定した有川浩氏の小説『県庁おもてなし課』(角川書店)

【書影】新たに実写化が決定した有川浩氏の小説『県庁おもてなし課』(角川書店)

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 今回実写化が決定したのは2011年に発表され、雑誌『ダ・ヴィンチ』の“ブック・オブ・ザ・イヤー2011”で総合ランキング・恋愛小説ランキングともに1位を獲得し、『第3回ブクログ大賞・小説部門』を受賞した話題作。舞台は、高知県庁・観光部に観光促進を目的として発足した「おもてなし課」。ことなかれ主義の職員たちと、やる気はあるが空気の読めない主人公・掛水史貴(錦戸)、アルバイト・明神多紀(堀北真希)、そして同県出身の“毒舌”小説家・吉門喬介(高良健吾)らが地域復興を目指し、奮闘する姿を描く。

 単独主演が『ちょんまげプリン』(2010年公開)以来となる錦戸は「初共演の堀北さんとのお芝居もあの透明感に負けないよう、掛水として正面から体当たりで演じられればと思います」と、熱い意気込み。ヒロインを演じる堀北も「原作を読んで、目の前の壁を一つずつ乗り越えていく姿に元気をもらいました。方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたい」と、こちらも気合十分だ。

 脚本を手掛けるのは、ドラマ『ちゅらさん』や映画『おっぱいバレー』『阪急電車〜』を手掛けてきたヒットメーカー・岡田惠和。監督は『阪急電車〜』のメガホンを執った三宅喜重が務める。有川氏は「気心知れた『阪急電車』チームにまた作っていただけることがとても嬉しいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました。後は錦戸さんの掛水や堀北さんの多紀に会えるのが楽しみで仕方ありません」と、全幅の信頼を寄せている。

 映画『県庁おもてなし課』は2013年5月から全国公開予定。

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