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北大路欣也と黒木瞳が21年ぶり共演で夫婦役〜新春ワイド時代劇『白虎隊』

 テレビ東京の毎年恒例、1月2日に長時間わたって放送する新春ワイド時代劇が、昭和54年(1979年)のスタート以来、来年で35作品目の節目を迎える。来年のタイトルは『白虎隊(仮)』。今なお語り継がれている、会津の若き隊士たちが自刃して果てた「白虎隊」の悲話を、会津藩家老・西郷頼母(さいごうたのも)の家族を中心に描く。頼母役で主演するのは俳優・北大路欣也。その妻・千重子を女優・黒木瞳が演じる。

テレビ東京新春ワイド時代劇『白虎隊(仮)』に主演する北大路欣也(左)、夫婦役で共演する黒木瞳(右)

テレビ東京新春ワイド時代劇『白虎隊(仮)』に主演する北大路欣也(左)、夫婦役で共演する黒木瞳(右)

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 北大路が新春ワイド時代劇の主役を演じるのは最多9回目、黒木も女優としては最多7回目の出演で、映画『動天』(1991年)以来、21年ぶりの共演。北大路は「素晴らしい家族に見守られ、温もりのある会津の人々と、国を想い、義を尽くし真の愛を求めて生き抜く頼母役。スタッフの皆さんと切磋琢磨して作品作りに参加したい」とコメントを寄せた。

 北大路と黒木が共演した前作でも2人は夫婦役で、北大路が黒木を殴るシーンがあり、黒木は「本番は本当に殴られました。それで芝居が変わるんです。北大路さんって『すごいな』『さすがだな』と思いました」と振り返ると、「今回、私が北大路さんを叩くシーンがあるようなので…小さな企みがあります(笑)。なんちゃって」と、再共演に期待をふくらませる。

 若干16、17歳の若さで戦地に赴いたの少年たち、白虎隊士中二番隊で唯一生き残る頼母の甥・飯沼貞吉を須賀健太、リーダーの篠田儀三郎を中村蒼、井深茂太郎を西井幸人ら、若手俳優陣が多数出演するのも見どころだ。

 脚本はジェームス三木が担当。幕末、会津藩主・松平容保が京都守護職を拝命し、悲劇の幕が開ける1862年から、戊辰戦争を経て会津の地に再び春の予感がし始める1868年頃までの、激動の約7年間の物語。戊辰戦争で16、17歳の若者たちが切腹して果てた「白虎隊」の悲劇。そして、主君らが若松城に籠城するにあたり、足手まといにならぬようにと自刃を決行した西郷家の悲劇。彼らが何を想い、どう戦ったか。悲劇の先にどう希望を見出していったか。西郷家の愛と葛藤のホームドラマを軸に、西郷頼母と主君・松平容保との主従を越えた絆、新撰組副長・土方歳三との友情、若き白虎隊士たちとのふれあいと別れを織り交ぜて描く。

 新春ワイド時代劇 『白虎隊(仮)』はテレビ東京系で2013年1月2日(水)午後5時から一挙7時間放送。

関連写真

  • テレビ東京新春ワイド時代劇『白虎隊(仮)』に主演する北大路欣也(左)、夫婦役で共演する黒木瞳(右)
  • テレビ東京新春ワイド時代劇『白虎隊(仮)』に出演する須賀健太
  • テレビ東京新春ワイド時代劇『白虎隊(仮)』に出演する中村蒼
  • テレビ東京新春ワイド時代劇『白虎隊(仮)』に出演する西井幸人

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