KAT-TUNの田口淳之介と中丸雄一が、テレビ朝日系人気バラエティ『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ！2時間SP』（9月10日放送、後7：00）に初参戦し、「帰れま10」史上最も過酷な企画の一つとされる「カラオケベスト10全部獲るまで帰れま10」に挑戦する。収録が始まる前の田口は「好きでよく見ている番組なので、前々から出たいと思っていた。出演できて、率直に嬉しい」とニコニコ。同じく中丸も「カラオケは好きなんですが、友達が少なくてカラオケに行く機会があんまりない。今日は、朝まで楽しめたら」と自虐ネタで笑いを誘っていた。果たして彼らは、カラオケ全国10位以内の順位を獲ることができるのか。

　この企画は、カラオケで自分の歌唱力が全国何位かを試せるシステムを利用して、曲別全国ランキングで1位から10位まで、すべての順位の獲得を目指す。ストレートで獲得できれば賞金100万円。ただし、途中で外しても全て埋めるまでは終われない。まずは、カラオケの全国ランキングで10位以内に入ることが求められ、さらに順位かぶりも避けなければならい点が難しいところ。過去に8時間以上かかった例もある。

　収録は都内のカラオケボックスで午後10時から行われ、朝まで缶詰にされることも覚悟しなければならないが、田口の場合は「俺、11時に寝たりするんですよ。今日は栄養ドリンク3本買ってきましたが、すでに眠いです」と睡魔も敵になりそうな様子。

　確実に全国ランキング10位以内を狙えるカラオケ曲について聞くと、中丸は「（歌うなら）ジャニーズ系じゃないですか？　KinKi Kidsの曲は小さいころから聴いていたのでちょっと自信がありますね。10位以内も行けるんじゃないかな」と自らを鼓舞するように答えた。

　中丸の発言に「言っちゃった〜」と悲鳴を上げたのは田口。「40位とかとったら恥ずかしいので、なんとなく十八番な曲はあるが、歌った後に結果が良ければ『十八番でした』と言おうかな（笑）。1曲くらいはランクインして最善を尽くしたい」と言葉は控えめに、「ちゃんとジャニーズっぽく決めていきたい」と気合を入れた。

　中丸は「最悪、本人曲だよね。点数悪くても本人だし。機会が調子悪いってことにできると思うので」と田口を誘い、ここぞという時にKAT-TUNの曲で10位以内を狙ってくる可能性もありそうだ。