俳優・佐藤健主演の映画『るろうに剣心』（8月25日公開）のプレミア試写会が15日に都内で行われ、メインキャストのほか、ロンドン五輪フェンシングで銀メダルを獲得した太田雄貴選手がスペシャルゲストとして登壇。劇中で伝説の剣客・緋村剣心を演じた佐藤は、太田選手からフルーレを渡されると、剣先を前に突き出し華麗な剣さばきを披露。大友啓史監督から次回作での“共演案”が出ると「やりますか。次は僕もオリンピック目指します」とノリノリだった。

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　原作漫画の大ファンだという太田選手は、映画を鑑賞し「正直、中途半端な内容なら許せないと思ってたんですが、中途半端どころか本物の剣心を上回るんじゃないかってくらい素晴らしかった。この映画は“金メダル級”」と大絶賛。佐藤に続き、剣心の宿敵・鵜堂刃衛役の吉川晃司、ヒロイン・神谷薫役の武井咲もフルーレを持ち、それぞれの剣技を披露し会場を盛り上げた。

　集まった4000人の大歓声に包まれながら、佐藤は「すごいエネルギーですね。僕たちも興奮しています」と満面の笑み。自身も原作ファンだけに「自分の中でハードルが高くて。なので、納得できるような剣心に近づけるように努力しました」といい、「特別な思い入れのある作品になった」とファンに伝えた。

　この日はほかに蒼井優、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優、武田観柳役の香川照之、斎藤一役の江口洋介、明神弥彦役の田中偉登が出席した。