俳優・高倉健の6年ぶり主演映画『あなたへ』がこのほど完成し、ロケ地となった長崎県・平戸文化センターで16日、市民300人を集めて完成披露試写会が行われた。壇上に立った共演者の綾瀬はるかは、撮影中のエピソードを披露。ホテルの部屋に高倉から果物と手紙が差し入れられたが、そうとは知らず「料理長さんからだと思っていた」と綾瀬らしい勘違いエピソードで会場を沸かせた。
ロケが行われた平戸市・薄香港の周辺には映画館がなく、住民が映画を観るには移動に1時間ほどかかる佐世保まで足を運ぶ必要がある。それを知った高倉が「ぜひ、平戸の皆さんに『あなたへ』を観ていただきたい。撮影の時の御礼がしたい」と、今回の試写会開催が決定した。
高倉が舞台あいさつに立つのは、2005年の東京国際映画祭の『単騎、千里を走る。』ワールドプレミア以来、実に7年ぶり。「久しぶりにこんなに高いところに立つので緊張しています」と意外な一言をこぼしながらも、「お久しぶりです。撮影時はありがとうございました。平戸の皆さんには本当に親切にしていただきました」と心からの感謝の言葉を述べ、会場は拍手に包まれた。
綾瀬は「平戸はお魚もおいしいし、お肉もおいしいし感動しました」と長崎の味を堪能し、綾瀬の彼氏役を務めた三浦貴大も「撮影地でもある平戸にあいさつに来ることができて幸せです」と喜びを噛みしめた。
イベント終盤、来場者との記念撮影では、ロケ中の高倉に休憩所を提供した平戸市在中の木山キミさん(88)の姿もあり、高倉の提案で急きょ演者で囲んでの撮影にも参加。ロケ地ならではの心温まる交流が随所で見られた。
高倉にとっての“盟友”降旗康男監督と10年ぶりにタッグを組んだ映画『あなたへ』は25日より全国公開。先立った妻の生前の真意を知るため、キャンピングカーで富山から長崎へと旅を続け、「一期一会」という言葉にふさわしい、人と人との絆を描く。
映画『あなたへ』
ロケが行われた平戸市・薄香港の周辺には映画館がなく、住民が映画を観るには移動に1時間ほどかかる佐世保まで足を運ぶ必要がある。それを知った高倉が「ぜひ、平戸の皆さんに『あなたへ』を観ていただきたい。撮影の時の御礼がしたい」と、今回の試写会開催が決定した。
高倉が舞台あいさつに立つのは、2005年の東京国際映画祭の『単騎、千里を走る。』ワールドプレミア以来、実に7年ぶり。「久しぶりにこんなに高いところに立つので緊張しています」と意外な一言をこぼしながらも、「お久しぶりです。撮影時はありがとうございました。平戸の皆さんには本当に親切にしていただきました」と心からの感謝の言葉を述べ、会場は拍手に包まれた。
綾瀬は「平戸はお魚もおいしいし、お肉もおいしいし感動しました」と長崎の味を堪能し、綾瀬の彼氏役を務めた三浦貴大も「撮影地でもある平戸にあいさつに来ることができて幸せです」と喜びを噛みしめた。
イベント終盤、来場者との記念撮影では、ロケ中の高倉に休憩所を提供した平戸市在中の木山キミさん(88)の姿もあり、高倉の提案で急きょ演者で囲んでの撮影にも参加。ロケ地ならではの心温まる交流が随所で見られた。
高倉にとっての“盟友”降旗康男監督と10年ぶりにタッグを組んだ映画『あなたへ』は25日より全国公開。先立った妻の生前の真意を知るため、キャンピングカーで富山から長崎へと旅を続け、「一期一会」という言葉にふさわしい、人と人との絆を描く。
映画『あなたへ』
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2012/08/17