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山下監督、前田敦子は“危ない子猫”「こちらが悪いかのように睨み返す感じあった」

 芥川賞作家・西村賢太の私小説を映画化した『苦役列車』(公開中)のトーク&ライブイベントが東京・赤坂サカスで行われ23日、山下敦弘監督と出演するお笑い芸人のマキタスポーツが登場。山下監督は同作のヒロイン・前田敦子AKB48)について「突然、道に飛び出してきた危ない子猫のようで、まるでこちらが悪いかのように睨み返す感じがあった。現場では、目が合ってドキッとすることもあれば、喋ると普通の女の子に感じたり、ある種のアンバランスさがありました」と魅力を明かした。

ヒロイン・前田敦子について、その魅力を語る山下敦弘監督とマキタスポーツ(右)

ヒロイン・前田敦子について、その魅力を語る山下敦弘監督とマキタスポーツ(右)

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 多忙を極める前田の撮影現場での様子について「AKB48の中心メンバーですごく忙しい中、スケジュールを縫うように出演してくれました。AKB48と撮影現場を分刻みで動きながら、すばらしい演技をしてくれました。(オファーの段階で)正直、出てくれるとは思わなかった」と感謝を口にした。一方、マキタスポーツも「存在感が異様だった。等身大の女性とは少し違った雰囲気を持っていました。あどけなさもあるし、不思議さもあって、勝手気ままな雰囲気を持っている」と、メロメロだったことを明かした。

 同イベントは、この夏で5回目を迎えたTBSが放送する番組祭り『夏サカス』(〜9月2日まで)内で実施。マキタスポーツ得意の“歌マネ”披露から始まり、後半は山下敦弘監督とのトークショーで、それぞれ作品への印象を語り合った。

 現在公開中の映画『苦役列車』は1980年代中盤、屈折した毎日を送る主人公・北町貫多(森山)の、周囲を拒絶しながらも人との関わりを強く求める姿を描く青春映画。貫多とその友人・日下部正二(高良健吾)の友情を軸に、ヒロイン・康子の存在が瑞々しく光る。

 映画『苦役列車』

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