俳優の小栗旬が7日、都内で行われたアニメーション映画『グスコーブドリの伝記』初日舞台あいさつに登壇した。作家・宮沢賢治の作品が原作となっている同作。あいにくの雨模様となった七夕に着物姿で登場した小栗は、賢治の代表的な詩を引用し「雨ニモマケズ、この作品が全国の人に届くことを願ってます」と短冊に願いを込めた。

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　小栗は「ブドリが沢山の人のもとに届きますように」と祈りつつ「月9もね。明後日から始まるので、ぜひ！」と、9日にスタートする自身3年ぶりの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』（フジテレビ系）をちゃっかりアピールする一幕も。

　小栗演じるブドリの妹・ネリの声を担当した忽那汐里は「初めて声優をやらせてもらったんですけど、宮沢賢治さんの原作で、感性豊かな作品が最初で嬉しく思う」と満面の笑み。共演した林家正蔵は「グスコーブドリとかけまして、野球の首位打者ととく。その心は“ヒット間違いない”でしょう」となぞかけを披露し、会場を沸かせていた。