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映画『009 RE:CYBORG』のボイスキャスト発表 島村ジョーの声は宮野真守

 石ノ森章太郎原作の『サイボーグ009』を、『攻殻機動隊S.A.C.』『東のエデン』の神山健治監督が新たにオリジナル脚本で映画化する『009 RE:CYBORG』(10月27日公開)の作品プレゼンテーションが27日、都内で行われ、9人の00ナンバーサイボーグのボイスキャストが発表された。リーダーの日本人、009こと島村ジョーの声には、人気声優の宮野真守が起用された。

『009 RE:CYBORG』の神山健治監督 (C)ORICON DD inc.

『009 RE:CYBORG』の神山健治監督 (C)ORICON DD inc.

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 そのほかのボイスキャストは、001ことイワン・ウイスキーに玉川砂記子、002ことジェット・リンクに小野大輔、003ことフランソワーズ・アルヌールに斎藤千和、004ことアルベルト・ハインリヒに大川透、005ことジェロニモ・ジュニアに丹沢晃之、006こと張々湖に増岡太郎、007ことグレート・ブリテンに吉野裕行、008ことピュンマに杉山紀彰が決まった。

 漫画『サイボーグ009』は、石ノ森氏が残した未完の大作。同映画は、「石ノ森先生が終わらせなかった原作を、改めて咀嚼し直して完結させた上で、まだまだこの作品は終わらない、今後も新たなクリエイターの手によって生き続けられるように、『009』とは何かを問う形にできたら」と神山監督はアピールした。

 物語の舞台は、原作漫画が描かれた時代から30年近く経った、2013年の現在。かつて世界を数々の危機から救った9人の00ナンバーサイボーグたちは、その役目を終え、それぞれの国へ戻っていた。ところが、世界で勃発した同時多発爆破事件をきっかけに、生みの親であるギルモア博士によって00ナンバーサイボーグたちが集められ、新たな時代の“正義”に立ち向かうストーリー。

 ボイスキャストは玉川を除いて、約200人のエントリーの中からオーディションで選ばれた。神山監督は「今回のストーリーの中での9人の関係性、組み合わせの妙を考えて最適な人を選ばなければならなかった。難しかったが、ベストなキャスティングができた」と確信。同作はアジア4ヶ国(シンガポール、香港、台湾、韓国)で同時公開が決定しているが、当面、字幕で対応する予定だ。

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