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草刈民代がドラマ初主演 瀬戸康史と年の差恋愛描く

 NHKで火曜の夜10時55分から放送されていた“よる☆ドラ”が9月に復活。その第1弾として女優・草刈民代(47)主演で、年の差の恋愛をテーマにした『眠れる森の熟女』が制作されることが19日、わかった。2009年にバレエ界から引退し、女優に転身後、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)でドラマデビューした草刈は、同作でドラマ初主演を果たす。

草刈民代がドラマ初主演、9月放送のNHK『眠れる森の熟女』で瀬戸康史と年の差ラブコメディー

草刈民代がドラマ初主演、9月放送のNHK『眠れる森の熟女』で瀬戸康史と年の差ラブコメディー

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 草刈が演じるヒロイン・相沢千波は46歳の専業主婦。夫から突然、離婚を切り出されたヒロインが、女性としてさらなる成熟を目指す姿を、二回り近い年下男性とのほのかなロマンスを軸に描くラブコメディー。相手役を演じるのは、俳優・瀬戸康史(24)。世界的ホテル王のイケメン御曹司で、通称「王子」。人前ではパーフェクトな人柄を演じるが、裏では最低の性格の持ち主という設定だ。

 映画監督の周防正行氏と結婚して16年の草刈も主婦でもあるが、「『試練は乗り越えられる』ということを、明るく、前向きに描いている物語だなと感じていますが、瀬戸くんのような年の離れた若者との恋は、私個人としては全く想像が尽きません」と話す。

 一方の瀬戸は、「今まで年の差の恋愛なんて考えられなかった僕が、(草刈と初めて顔合わせた際に)人生の良い事も悪い事も乗り越えてきた大人の女性が持つ色気や、雰囲気に支配されそうになった感覚を今でも覚えています」と話している。

 同作は、昨年のNHKドラマ10『胡桃の部屋』など、大人の女性の描写力で高い評価を得ている脚本家・篠ア絵里子氏のオリジナル作品。SNSを通じて久しぶりに再会した中学時代の同級生と「結婚したい」と、夫に離婚を迫られた千波は、ふとしたきっかけで、超高級ホテルで働くことになる。そこで二回り近くも歳若い、世界的ホテル王のイケメン御曹司と出会い、物語が展開する。

 草刈は「離婚調停中の専業主婦役、そして、コメディと聞いて心が弾みました。このような役柄を演じられるとは思わなかったので、本当に嬉しく、やりがいを感じています」。表裏のある御曹司を演じる瀬戸は「人間の汚さや、ずるさといったマイナスイメージを大切に演じたいと思います。僕にとって新たな挑戦でもあるので、丁寧に役作りしていきたいと思います」とそれぞれ意気込みを語っている。撮影は、6月下旬から都内ロケからクランクインする。

 『眠れる森の美女』は9月4日から10月30日までの全9回放送される。

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