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AKB48前田敦子は「来るもの拒まず」

 俳優の森山未來高良健吾、人気アイドルグループ・AKB48前田敦子が14日、都内で行われた映画『苦役列車』(山下敦弘監督)完成披露上映会で舞台あいさつを行った。森山演じる日雇い労働でひねくれた青春を送る主人公・貫多が、もし実際にいたら友達になれるかを問われた前田は「女の子から見ると怖い人と思うけど、私なら来る者拒まず。友達になろうと言われて、嫌な気にはならないので」とサラリ。「映画を見れば、(貫多が)愛おしくなると思う」と語った。

「私なら来る者拒まず」と語ったAKB48・前田敦子 (C)ORICON DD inc.

「私なら来る者拒まず」と語ったAKB48・前田敦子 (C)ORICON DD inc.

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 上映前のステージに立った森山は「終わってから立った時、あっちゃん(ファン)のお客さんに刺されるんじゃないかと思った」と冗談交じりにあいさつ。さまざまなコンプレックスを抱える貫多に「どうアプローチできるかいろいろ考えた」と撮影を振り返り「僕はこの映画を“花粉症対策映画”と呼んでる。その心は、土に触らないとか、汚いものに触れてないから体の免疫が消えていくわけで。人の免疫を高められるものだと思ってる」と独特の表現でアピールした。

 山下監督の作品が大好きだったという前田は「憧れの方たちとのお仕事だった。森山さん、高良さんに頑張ってついていこうと思った。いろんな初めてを経験しました」と充実の表情。すると山下監督が「さっきの取材で、尿瓶を持ったの初めてって言ってたね」と初体験を明かされ「そりゃそうですよ〜」と赤面しながら恥ずかしそうに答えていた。

 同作は、第144回芥川賞受賞の西村賢太の原作小説を映画化。19歳の日雇い労働者・北町貫多(森山)が、友情らしき何かが芽生える同僚・日下部(高良)や恋心を寄せる康子(前田)との出会いを通じて生きる姿を描く、青春ストーリー。

 舞台あいさつにはそのほか、共演のマキタスポーツ、主題歌「Trash」を歌うドレスコーズのボーカル・志磨遼平(ex.毛皮のマリーズ)も登壇した。7月14日(土)公開。

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  • 「私なら来る者拒まず」と語ったAKB48・前田敦子 (C)ORICON DD inc.
  • 山下監督の突っ込みに赤面! (C)ORICON DD inc.
  • (左から)ドレスコーズのボーカル・志磨遼平、前田、森山、高良健吾、マキタスポーツ、山下敦弘監督 (C)ORICON DD inc.
  • 主人公・貫多を演じる森山未來 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『苦役列車』完成披露上映会で舞台あいさつを行った高良健吾 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『苦役列車』完成披露上映会で舞台あいさつを行ったマキタスポーツ (C)ORICON DD inc.
  • 映画『苦役列車』完成披露上映会で舞台あいさつを行ったドレスコーズのボーカル・志磨遼平 (C)ORICON DD inc.

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