女優の多部未華子、俳優の奥田瑛二らが29日、東京・初台の新国立劇場で行われた舞台『サロメ』公開フォトコール後に報道陣の取材に応じた。奥田は、本作の主役で2度目の舞台出演となる多部の演技について「この人が天才。すごいね。こんなの久しぶりじゃないかな」とべた褒め。照れる多部をよそにその後も「体のキレ、台詞のキレ、頭の良さ、感性。素晴らしいし感心する」と大絶賛は続き「逆に勇気づけられていますよ」と最後まで褒めちぎった。
同舞台は19世紀末のヨーロッパで多彩な文筆活動を繰り広げ、世界中に影響を与えた劇作家オスカー・ワイルドの傑作戯曲。これまで描かれてきた官能的で肉感的なサロメ像とは異なる、清純で無邪気な新たなサロメ(多部)を、演出家・宮本亜門がダイナミックに表現する。
感情の起伏が激しい難役に挑む多部は「セリフも難しいですし、現代っぽく受け止めて言葉にするのも大変。始めは無理だと思いましたね」とけいこ前を振り返り苦笑い。本番を間近のけいこ後も「まだ緊張しますし、自分の中で気をつけなきゃいけないことが整理できてない。本番までに何とかして頑張ります」と気を引き締めていた。
サロメが対立する義父・ヘロデ王を演じる奥田も「こんなに毎日が真剣勝負な舞台はやったことない」と感情を抑え切れない様子。宮本氏による演出も「大変ですよ。なまじのものじゃない」と全力で挑んでいるといい「(出演を)光栄と思いながら、でもやらなきゃよかったと思いながら、本番を楽しみに嬉しく思いながら、でも逃げたいなと思っております」と笑いを誘った。
舞台『サロメ』は5月31日(木)〜6月17日(日)まで同所にて上演。
⇒⇒ 舞台『サロメ』のチケット発売情報
同舞台は19世紀末のヨーロッパで多彩な文筆活動を繰り広げ、世界中に影響を与えた劇作家オスカー・ワイルドの傑作戯曲。これまで描かれてきた官能的で肉感的なサロメ像とは異なる、清純で無邪気な新たなサロメ(多部)を、演出家・宮本亜門がダイナミックに表現する。
感情の起伏が激しい難役に挑む多部は「セリフも難しいですし、現代っぽく受け止めて言葉にするのも大変。始めは無理だと思いましたね」とけいこ前を振り返り苦笑い。本番を間近のけいこ後も「まだ緊張しますし、自分の中で気をつけなきゃいけないことが整理できてない。本番までに何とかして頑張ります」と気を引き締めていた。
サロメが対立する義父・ヘロデ王を演じる奥田も「こんなに毎日が真剣勝負な舞台はやったことない」と感情を抑え切れない様子。宮本氏による演出も「大変ですよ。なまじのものじゃない」と全力で挑んでいるといい「(出演を)光栄と思いながら、でもやらなきゃよかったと思いながら、本番を楽しみに嬉しく思いながら、でも逃げたいなと思っております」と笑いを誘った。
舞台『サロメ』は5月31日(木)〜6月17日(日)まで同所にて上演。
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2012/05/29