日本の治安維持のため、国際テロ組織と戦う外事警察の姿を描いたNHKドラマ『外事警察』が映画版となって6月2日に公開される。俳優・渡部篤郎はドラマに引き続き、映画でも主演を務めるが、劇場版ではキャストにキム・ガンウら韓国人俳優が出演するほか、韓国でもロケが敢行された。韓流の映画文化に触れた渡部は、日本の映画環境に比べて「相当進んでいる」と明かし、ORICON STYLEのインタビューで実りの多かった撮影現場を振り返った。 渡部演じる“公安の魔物”住本健司は、国際テロを未然に防ぐために対諜報活動を行う警察官。正義のためなら民間人をスパイに仕立て、仲間さえも情報操作の歯車として欺く冷徹な男。映画ではストーリーをさらにスケールアップさせ、“核の脅威”にさらされる日本の危機を描く。元外事警察官の監修下でリアルを超えたサスペンスが展開される。
2012/05/31