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【前篇】上地雄輔、“天然キャラ”は計算?

 俳優・上地雄輔が、メインキャストを務める映画『ガール』(公開中)で感じた役者としての現場の雰囲気の作り方や役作りについてORICON STYLEのインタビューで真摯に語った。普段の“天然キャラ”とは少し異なる、冷静で客観視する一面が見えてきた。

ラストから逆算して役作りをイメージするなど、冷静な一面を語る上地雄輔 (C)ORICON DD.inc、

ラストから逆算して役作りをイメージするなど、冷静な一面を語る上地雄輔 (C)ORICON DD.inc、

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 上地といえば、明るい“天然キャラ”として子どもから大人まで幅広い年齢層からの支持を得て、多くのメディアで活躍中。しかし、取材をしてみると「(撮影現場で)トラブルに遭っても気づかないフリをする方が、周囲が笑顔で回ると思えば、そうすることもある」と、すごく冷静で落ち着いて状況判断をする人物だった。

 異なるイメージは映画の役作りの話でも。今回、上地は麻生久美子と夫婦を演じているが、妻の収入が断然上でマンションも彼女名義で購入と、経済面で男女逆転の設定。感情を爆発させる妻に対し、全てを受け止める優しい夫・ヒロ君という役どころに「経済面がどうこうじゃなく、人としてちゃんとしたものを持っている人にしようと思いました。一歩間違えれば“奥さんに食わせてもらってるダメ男”になっちゃうので」とこだわりを明かし、「相手を思いやるとか認めるとか、尊敬するということを掘り下げると、やりがいのある役だなって思いました」と、役作りについて丁寧に答えてくれた。

 映画に限らず、どの現場でも新人スタッフから共演者まで、全体に気を配ることを心掛けていると語る上地は、「新しいドラマや映画、ライブの現場に入る前には、スタッフさんの名前を単語帳に記して、すべてインプットしますよ」と、横浜高校時代に松坂大輔とバッテリーを組んだ元キャッチャーらしい一面も明かし、「自分が関わるものは、細部にわたって隅々まで観ています」と、最後まで“天然キャラ”を一切感じさせなかった。

 「女性が髪型を変えても気づかないなんて、絶対ないです(笑)。若いスタッフさんがつらそうな顔してたりすると、すぐに“どうしたの? 飲みに行く?”って声をかけちゃうんですよ」と微笑む表情は、劇中のヒロ君そのものだった。

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