女優の武井咲が23日、東京・六本木のテレビ朝日本社内で主演ドラマ『Wの悲劇』の制作発表会見に出席した。初の1人2役に挑戦している武井は、共演の野際陽子から「確実に違う人物になっていて、不必要にデフォルメしていないところが素晴らしい」などと絶賛され、「頑張ってよかった」と感極まって涙。母親役の若村麻由美から差し出されたハンカチで涙を拭った後は、笑顔で目を輝かせた。 ミステリー作家夏樹静子の同名小説を原作に、瓜二つの風貌を持つ、生まれも育ちも対照的な2人の女性が、お互いの人生を入れ替えたことからさまざまな悲劇、事件に巻き込まれていく物語を現代風にアレンジし、さらに複雑に絡み合った人間模様を描いていく。
2012/04/23