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NHK連続テレビ小説『カーネーション』、最終回視聴率23.3% 『おひさま』超えた

 NHK連続テレビ小説『カーネーション』最終回(3月31日放送)の平均視聴率が、23.3% だったことが2日、わかった。昨年10月3日の初回は同16.1%。全151回の期間平均視聴率は19.1%で、近年では宮崎あおい主演の『純情きらり』(2006年前期)と比嘉愛未主演の『どんど晴れ』(2007年前期)が記録した19.4%に続く結果となり、井上真央主演の『おひさま』(2011年前期)の18.8%を上回った。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区。

NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』でヒロイン・小原糸子を演じた尾野真千子 (C)ORICON DD inc.

NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』でヒロイン・小原糸子を演じた尾野真千子 (C)ORICON DD inc.

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 同ドラマは、ファッションデザイナーのコシノ三姉妹の母・小篠綾子さんの生涯をモデルに描かれており、大阪・岸和田市に生まれ、女性ファッションデザイナーの草分けとして活躍、さらに女手ひとつで3人の娘を世界的なファッションデザイナーに育てたヒロイン・小原糸子の一代記。第17週「隠しきれない恋」には糸子が“朝帰り”する97話に最高平均視聴率は25.0%を記録していた。

 制作統括の城谷厚司チーフ・プロデューサーは、「糸子が様々な壁にぶつかりながら、闘い、喜び、笑い、そして涙した年月を多くの視聴者と共有することができた半年間だったと思います。皆様からの暖かい応援のおかげでヒロインは成長し、さらにそのヒロインが人々を励まし、勇気づけることができたとすれば、これほど嬉しいことはありません」とコメントを寄せている。

 最終回は、2010年9月の岸和田“だんじり祭り”見物に、糸子晩年編のキャストが勢ぞろいする大団円。長女・優子(新山千春)は、直子(川崎亜沙美)、聡子(安田美沙子)に、テレビ局から「朝ドラにしたい」と話をもちかけられていることを相談する。優子たちには見えないが、後ろで「やりな、やりな」と声をかける糸子(夏木マリ)の姿が描かれた。そして、テレビには朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第1話が映っていた。

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  • NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』でヒロイン・小原糸子を演じた尾野真千子 (C)ORICON DD inc.
  • 晩年のヒロインは夏木マリが演じた (C)ORICON DD inc.

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