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アニメ声優界の重鎮・野沢雅子に功労賞「ギネスに向かって頑張る」

 東京ビッグサイトで開催中の『東京国際アニメフェア』(実行委員長:石原慎太郎東京都知事)で24日、「第11回東京アニメアワード」の表彰式と「第8回功労賞」顕彰式が行われた。『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎、『銀河鉄道999』の星野鉄郎、『ドラゴンボール』の孫悟空などの少年キャラクターを演じ続け、功労賞を受賞した声優の野沢雅子氏(75)は「賞を励みに気張らず、ギネスブックに向かって頑張る。これからもたくさんのキャラクターに命を与えていきたい」と、さらなる活躍を誓った。

「功労賞」受賞の声優・野沢雅子さん (C)ORICON DD inc.

「功労賞」受賞の声優・野沢雅子さん (C)ORICON DD inc.

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 「功労賞」はアニメ産業の黎明期から現在に至るまで、それぞれの分野で活躍し、発展に寄与した人物を顕彰するもの。今回は野沢氏のほかに、プロデューサーの九里一平氏、脚本の故・山崎晴哉氏、監督の故・出崎統氏、キャラクターデザイン・作画監督の杉野昭夫氏、美術監督の故・中村光毅氏、撮影監督の吉村次郎氏、音響効果の柏原満氏、作曲家の渡辺宙明氏が受賞した。

 アニメ作品のコンペティション「第11回東京アニメアワード」では、過去1年間に国内で放送・上映・販売されたアニメーション作品から優れた作品を選定する「ノミネート作品」部門のアニメーション オブ ザ イヤーをスタジオシブリ制作、宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』が受賞。新しい才能・人材発掘の場として全世界から広くアニメーション作品を募った「公募作品」部門では、382件(うち海外286件)の中から、中国出身の陳西峰氏の作品『Pig Sale(子どもは少なく!豚を増やせ!)』がグランプリを獲得した。

 「ノミネート作品」部門の優秀作品賞には、テレビ部門『魔法少女まどか☆マギカ』、『TIGER & BUNNY』、国内劇場映画部門『コクリコ坂から』、海外劇場映画部門『塔の上のラプンツェル』、オリジナルビデオ部門『機動戦士ガンダムUC』がそれぞれ受賞している。個人部門の受賞者は以下のとおり。

監督賞:新房昭之(『魔法少女まどか☆マギカ』)
脚本賞:虚淵玄(『魔法少女まどか☆マギカ』)
美術賞:丹治匠(『星を追う子ども』)
キャラクターデザイン賞:桂正和(『TIGER & BUNNY』)
声優賞:平田広明(『TIGER & BUNNY』ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹)
音楽賞:武部聡志(『コクリコ坂から』)

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  • 「功労賞」受賞の声優・野沢雅子さん (C)ORICON DD inc.
  • 『第8回功労者』受賞者のみなさん 左から山崎晴哉氏(代理の山崎晴丈氏)、吉村次郎氏、柏原満氏、渡辺宙明氏、コンペティション部蕪木登喜司会長、佐藤広実行委員会副委員長(東京都副知事)、布川郁司実行委員会副委員長、野沢雅子氏、九里一平氏、出崎統氏(代理の出先哲氏)、杉野昭夫氏、中村光毅氏(代理の中村よね子氏) (C)ORICON DD inc.
  • 『第11回東京アニメアワード』公募作品・ノミネート作品受賞者のみなさん (C)ORICON DD inc.

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