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臨場感あふれる演奏シーン 『坂道のアポロン』アニメ制作の舞台裏を公開

 フジテレビ“ノイタミナ”ほか各局にて放送中のテレビアニメ『坂道のアポロン』(毎週木曜 深0:45)。ジャズをモチーフにした小玉ユキの同名マンガ(小学館『月刊フラワーズ』連載)が原作で、アニメでも各話に挿入されるジャズの名曲とその演奏シーンが見どころのひとつとなっている。そのアニメーション制作の舞台裏のメイキング映像が、Blu-ray&DVDの第1巻(7月27日発売)に収録されることが26日、明らかになった。

生身の人間が演奏している映像をそのまま作画に生かし、臨場感あふれるアニメーションを実現(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

生身の人間が演奏している映像をそのまま作画に生かし、臨場感あふれるアニメーションを実現(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

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 『のだめカンタービレ』のクラシック、『BECK』のロックに続き、「アニメ×音楽」の相乗効果が期待されている『坂道のアポロン』とジャズ。1960年代、九州のとある街を舞台に繊細な主人公・薫と破天荒なクラスメイト千太郎のふたりを軸に、千太郎の幼馴染みの律子、ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分・淳兄ら個性豊かなキャラクターたちの“友情”“恋心”“音楽”が交錯する青春群像劇だ。

 劇中の演奏シーンは、菅野よう子プロデュースのもと、薫のピアノを松永貴志、千太郎のドラムを石若駿が担当し、まず演奏シーンの音源を収録。同時に、10数台ものビデオカメラが彼らを取り囲み、さまざまなアングルから撮影し、その映像を編集したものをベースに作画を行う、といった手の込んだ方法を採用している。

 また、薫が初めてセッションに交ざったときのおどおどした演奏や、緊張して思うように叩けない千太郎のドラムなど、演奏時の心の様まで細かい演技指導によって再現され、リアリティを追求。音と映像がシンクロした臨場感あふれる演奏シーンを作り上げている。

 同作のBlu-ray&DVD第1巻には、演奏シーンのメイキング映像のほか、公式サイトで展開している薫役の木村良平、千太郎役の細谷佳正によるトークセッションコーナー「青春はいつも坂道発進」や「律ちゃんの方言講座」などを収録した特典映像が付く。

関連写真

  • 生身の人間が演奏している映像をそのまま作画に生かし、臨場感あふれるアニメーションを実現(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • ピアノの担当は松永貴志。さまざまなアングルから撮影している (C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』のキービジュアル(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』第3話のワンシーン(薫)(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』第3話のワンシーン(千太郎)(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』第3話のワンシーン(薫と千太郎)(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』第2話のワンシーン(律子)(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』第1話のワンシーン(薫、千太郎、律子)(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
  • アニメ『坂道のアポロン』第1話のワンシーン(薫と千太郎)(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

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