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歌手・福原美穂がドラマ初出演 元ヤンキーのシングルマザー役で天海祐希と共演

 歌手の福原美穂が、女優・天海祐希主演のフジテレビ系新ドラマ『カエルの王女さま』(4月12日スタート 毎週木曜 後10:00)でドラマに初出演することが16日、わかった。財政難にあえぐ架空の地方都市で、女性コーラスグループ「シャンソンズ」のメンバーが、人と町に活気を取り戻すため奮闘する物語。福原はシャンソンズの一員で元ヤンキーのシングルマザー・羽田南役に抜てきされ「最後の最後まで妥協せず、自分に厳しく成長していけるように、共演者の皆さんを見習い、頑張っていきたい」と意気込む。同ドラマは、米国の大ヒットドラマ『glee』と同じ、歌ありダンスありの「ショークワイア」と呼ばれるスタイルを取り入れており、ソウルシンガー福原の本領発揮が期待される。

4月の新ドラマ『カエルの王女さま』で連続ドラマに初出演する福原美穂。劇中の歌とパフォーマンスに注目(C)フジテレビ

4月の新ドラマ『カエルの王女さま』で連続ドラマに初出演する福原美穂。劇中の歌とパフォーマンスに注目(C)フジテレビ

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 主演の天海演じる主人公・倉坂澪は、ブロードウェイ帰りのミュージカルスター。ママさんコーラス隊の“コーチ”を頼まれ、やって来る。斬新なやり方の澪と対立するのは以前からのグループの中心人物、井坂忠子(石田ゆり子)。ぶつかり合いながらも、絆を深めていく二人を中心に物語は展開する。

 福原は、歌手の和田アキ子から「Soul Sister」とお墨付きをもらうほどの実力を備え、昨年は単身米ロサンゼルスに武者修行へ行き、曲作りとボーカルレッスンに励んだ。そのロスの教会でゴスペルを歌っている映像をたまたま天海が目撃しており、今作への福原の出演を熱望。制作サイドも「歌のシーンに説得力を持たせるためには、シャンソンズのメンバーに本職の歌い手が欲しいと企画段階から考えていた。福原さんの圧倒的な歌唱力とパフォーマンスに惹かれました」(渡辺恒也プロデューサー)と、出演を依頼した。

 一方の福原は「出演依頼を頂いた時に、『3月11日の地震が起きた後の日本を音楽で明るくしたい! この作品を観て元気になってほしい!』という思いを聞いて、私自身も、この作品を通して自分の歌で少しでもその力の一部になりたいと思い、出演を決意しました」と語っている。今回のドラマを機に、音楽だけでなく、女優としての才能も開花するかもしれない。

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