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北海道夕張市で開催中の『第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』で24日、シリーズ45周年の節目にカラー化された『総天然色ウルトラQ』が上映された。テレビ放送されたオリジナル作品はオールモノクロだったが、2年間に及ぶHDリマスター&着色作業により“総天然色”版として蘇った。怪獣・ガラモンの口から黄緑色の液体が流れ出てきた瞬間に笑いが起きるなど、ゆうばりの観客にも好評だった。 『ウルトラQ』は、1966年1月からTBS系で放送された日本のSFテレビドラマの金字塔。1話完結で28本のエピソードが制作された。当時、日本でも人気のあった米国のSF空想ドラマ『アウター・リミッツ』や『トワイライト・ゾーン』を下敷きにし、日常生活におけるさまざまなバランスが崩れた時に起こる異変や怪事件を、特撮技術を駆使して描いた。同作に登場する怪獣や星人といったキャラクター造型、近未来的なメカニカル・プロップ(小道具)は、後のウルトラシリーズの基礎となっていく。

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