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竹野内豊、4年ぶりTBS連ドラ主演で妻との“2度目の恋”描く

 俳優の竹野内豊が、4月スタートの新ドラマ『もう一度君に、プロポーズ』(毎週金曜 後10:00〜 TBS系 ※初回は拡大版)で主演を務めることが24日、わかった。08年4月期『Tomorrow〜陽はまたのぼる〜』以来、4年ぶりのTBS系ドラマの主演を務める竹野内。今作では、病気が原因で過去の記憶をすべて失った妻と“2度目の恋”を育んでいこうとする献身的な夫役を熱演する。一風変わった大人のラブストーリーに「2人の未来を、一緒に見届けて頂ければと思います。TBSのドラマは、4年ぶりになりますが、物語の空気感を大切にしていきたいと思います」と意気込む。

TBSの金曜ドラマで主演を務めることになった竹野内豊

TBSの金曜ドラマで主演を務めることになった竹野内豊

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 今作で竹野内演じるのは、車の修理工場に勤める整備士・宮本波留。いつもイキイキと働く波留は、同僚からは憧れと尊敬を集めている。妻の可南子とは、彼女が働く図書館近くの公園で出会い、1年の交際を経て結婚。結婚4年目となり、子どもはいないものの、可南子が傍にいてくれさえすれば幸せだと考えている波留にとって、仕事も家庭も順風満帆だった。

 そんなとき、可南子がくも膜下出血で倒れ、術後意識が回復するも、可南子の中から波留の存在も2人で過ごした日々の記憶も丸ごと消えてしまう。夫婦なのに今までのようには一緒に過ごせないもどかしさで、落ち込む波留だったが、妻を失いたくないという強い思いから、“もう一度妻と出会い、恋をしよう”と決心する。

 竹野内といえば1994年にモデルとしてデビューし、『星の金貨』(95年 日本テレビ系)、『ロングバケーション』(96年 フジテレビ系)で注目を集め、『ビーチボーイズ』(97年 フジテレビ系)で、その人気を不動のものとした。現在はシリアスからコメディまで、幅広い役どころをこなす竹野内だが、今作については「今回の物語の中で、桜の木が象徴的に描かれています。夏も秋も冬もそこに存在しているのに、一年に一度、春にしか思い出されない桜。記憶を無くした妻に、桜の木のように、もう一度思い出してほしいという気持ちはあるものの、もう一度初めから始めればいいのだと行動していきます」と語る。

 TBSの森安彩プロデューサーは「あらゆる世代の女性に支持される竹野内豊さんを主演に迎えて送る、明るく前向きで、ピュアなラブストーリーです」と、竹野内の起用理由を明かす。さらに「あえて夫婦を題材とし、『いくつになっても恋はできる』『夫婦だって素敵な恋愛ができる』ことをメッセージに、日常の中にこそたくさんの幸せが潜んでいること、それを守るために誠実に努力することの大切さを、主人公の姿を通じて表現したいと思っています」と同作への想いを力説する。

 長年に渡り歩んできた夫婦の“熟年離婚”が、年々増加の一途をたどっている昨今。今作で描かれる“振り出しに戻った2人”を通して、恋人や夫婦のあり方、互いを思いやる気持ちを、視聴者はもう一度再確認することになりそうだ。

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