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フジテレビが土曜にドラマ枠新設 岡田将生主演で『未来日記』連続ドラマ化

 フジテレビの4月改編の目玉として、土曜の午後11時台に連続ドラマ枠『土ドラ』(後11:10〜11:55)を新設し、俳優・岡田将生主演で若者の間で熱狂的な人気を博した、えすのサカエ氏の人気コミック『未来日記』を連続ドラマ化することが16日、わかった。タイトルは、『未来日記-ANOTHER:WORLD-』。現在、同枠ではバラエティ『ピカルの定理』を放送中で、同番組は4月より水曜午後10時枠に異動。各局がバラエティ、ニュース・情報系番組などを放送する激戦区に、連続ドラマを投入し、若い視聴者層の獲得を狙う。

2クール連続でドラマに主演する岡田将生

2クール連続でドラマに主演する岡田将生

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 原作は、雑誌『月刊少年エース』(角川書店)で2006年3月号から2011年2月号まで連載され、シリーズ累計発行部数400万部を超える人気作。ドラマでは、「未来のことが書かれた携帯日記=未来日記」を手にしたことにより、所有者同志の未来を賭けたバトルに巻き込まれてしまう少年少女たちの過酷な運命を描く。脚本は、映画『20世紀少年』(3部作)や『GANTZ』(2部作)などの話題作を世に送り出している渡辺雄介が担当する。

 主演の岡田が演じるのは、未来日記所有者の一人、星野新太。今までは努力するだけ無駄、未来なんて変えられない、惰性を絵に描いたような大学生だが、「未来日記」を手にした途端、日記を巡るサバイバルゲームに巻き込まれる。当初、新太は逃げるだけだったが、仲間たちとの出会いや別れの中で成長していく。やがて未来日記の「正体」に気づき、ゲームに勝ち残ろうと奮起する。

 約3年ぶりにフジテレビドラマに主演する岡田は「原作ファンの方々にも、これから『未来日記』を知る方にも楽しんでもらえる、次の展開が気になるドラマになるよう、盛り上げていきたいと思っています。新太の一生懸命、前に進んでいく姿を見守って頂けたらと思います」と話す。

 フジテレビでは月9、火9、木10、日9に次いで、「土ドラ」は5本目となる連続ドラマ枠。同局の現王園佳正(げんおうぞの・よしまさ)編成部長は、「この『土ドラ』は、他の連ドラ枠とは違い、徹底的に若い世代の視聴者を意識したエッジの立った企画を登場させます。若いクリエーターたちが思い切った作品に挑戦することで、若者たちの間から新たなドラマブームを」と期待を寄せている。

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