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ジョージ秋山の問題作『アシュラ』が初のアニメ映画化 〜野沢雅子、北大路欣也ら豪華声優陣

 映画会社・東映の2012年ラインナップ発表会が30日、都内で行われた。今回、新たに製作が発表されたのは、漫画家・ジョージ秋山氏の原作を初のアニメ映画化した『アシュラ』と、北川悦吏子が監督と脚本を手がけ、岩井俊二がプロデュースする映画『新しい靴を買わなくちゃ』の2作品。これらを含め、バラエティー豊かな19作品が紹介された。

(左から)山下敦弘監督、瀧本智行監督、東映・岡田裕介社長、和泉聖治監督、堀切園健太郎監督、熊切和嘉監督 (C)ORICON DD inc.

(左から)山下敦弘監督、瀧本智行監督、東映・岡田裕介社長、和泉聖治監督、堀切園健太郎監督、熊切和嘉監督 (C)ORICON DD inc.

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 『アシュラ』(秋公開)は、相次ぐ災害で荒野と化した室町時代後期の京都を舞台に、ケモノとして産み落とされた少年が、絶望の果てにいる人々を安寧へと導く高僧アシュラとなる同作の少年時代を描いていく。原作は1970年より『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載されていた同名の作品。連載時には少年誌とは思えない残酷描写が問題となるなど、“絶対にアニメ化できない”とされてきたが、約40年の時を経て甦ることとなった。監督は『TIGER & BUNNY』のさとうけいいち、声優には野沢雅子北大路欣也など錚々たるメンバーが名を連ねている。

 『新しい靴を買わなくちゃ』(秋公開)は、恋愛の神様・北川悦吏子が描くパリでの短くとも長い3日間の物語。人生を振り返る時に思い出すような、胸がキュンと熱くなる偶然の恋を全編パリロケで描いていく。また、同社の60周年記念作品として『はやぶさ 遥かなる帰還』(2月11日公開)、『北のカナリアたち』(11月3日公開)の公開が予定されている。

 会見には、『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行監督、『HOME 愛しの座敷わらし』(4月28日公開)の和泉聖治監督、『外事警察 その男に騙されるな』(6月2日公開)の堀切園健太郎監督、『苦役列車』(7月14日公開)の山下敦弘監督、『莫逆家族‐バクギャクファミーリア‐』の熊切和嘉監督が登壇し、作品の見どころをアピールした。

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