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GACKT、ハリウッド進出の次はヤンキー映画に出てみたい?「まだいける」

 歌手・俳優のGACKTが14日、東京・丸の内ピカデリーで自身のハリウッド初進出作『BUNRAKU ブンラク』(ガイ・モシェ監督)の上映前に舞台あいさつを行った。撮影中に歯が折れてしまい接着剤で仮止めしてその後約2ヶ月、撮影を続行したエピソードなどで、アクション満載の同作の見どころをアピール。今後の俳優活動については「まだ言えないけど、面白い作品を届けられるんじゃないかな、楽しみにしていてください」と含みを持たせた。「ヤンキー映画もありだな。さすがに高校生役は無理かな。まだいけるかな。いろいろトライしていこうと思う」と語ると、客席から大歓声が上がった。

映画『BUNRAKU ブンラク』の舞台あいさつに登場したGACKT (C)ORICON DD inc.

映画『BUNRAKU ブンラク』の舞台あいさつに登場したGACKT (C)ORICON DD inc.

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 同作は、日本の古典芸能である“文楽”にインスパイアされ、既存の映画のセオリーを打ち破るような革新性に満ちたビジュアル・エンターテイメント作品。残虐な組織によって支配された街にやって来た、謎めいた流れ者の男(ジョシュ・ハートネット)と、誇りと名誉を重んじる侍・ヨシ(GACKT)が、力を合わせて組織に立ち向かう。

 CGをふんだんに使って表現された架空の舞台は、折り紙でできた世界。GACKTは「セットも紙でできていて、木や落ち葉もすべて紙。見えないところにそんなに金をかけなくていいんじゃないかって思っていた」とぶっちゃけた。モシュ監督は「アクションシーンは生の芝居にこだっていて、CGもスタントも一切使わず、アナログな手法で撮影していた」という。そのため、歯を折ってしまったり、「地面に叩きつけられるシーンでは、本当に気を失って救急車で運ばれた。現場に戻ると、ジョシュが泣きながら『良かった〜』と抱きついてきたことを良く覚えているなぁ〜。折れたのが腕とかでなく、歯でよかった」と、その過酷な撮影を振り返った。

「これまでできないと思ったことは1度もなかったけれど、初めて途中でギブアップするかもしれないと頭をよぎった。現場のスタッフにそれを打ち明けたら、『みんなそう思っているよ。これをハリウッドスタイルだと思わないでくれ。滅多にないって』と言われたのが衝撃的だったね」と笑い話にしていた。

この日のGACKTは、20時から同施設の3つのスクリーンをジャックし、計約2000人の観客に30分ずつ時間をずらして三度舞台あいさつを敢行。同作はほかに東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマ、21日より京都・名古屋・札幌・福岡・仙台の各劇場で27日までイベント上映される。

【動画】映画『BUNRAKU ブンラク』予告編⇒

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