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第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の漫画『ヘルタースケルター』が、沢尻エリカ主演で映画化されることが11日、わかった。同作は、「美」「名声」「金」「愛」の欲が入り乱れる芸能界を舞台に不器用な主人公の生き様と人間の性を描く衝撃作。実現までに約7年の歳月を要してもなお、「絶対に映画化したい」との思いを叶えた蜷川実花の監督第二作となる。 蜷川監督は「(初監督作品)『さくらん』より前から、この『ヘルタースケルター』を映画化したいと思っていました。こんなに自分の人生で何かを待ったことはなく、今これからクランクイン出来る事にとても興奮しています」とコメント。そのうえで「東京という街に消費されていく、人々の欲望処理装置としてのりりこ。女性の持つ驚く程のか弱さと、図々しいほどのたくましさを持つこの主人公を演じられるのは、歓声と罵声をあび続けた沢尻エリカ以外、今のこの東京では考えられません」と、沢尻の起用を熱望したことを明かした。

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