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なでしこジャパン・丸山桂里奈が応援 サッカーアニメ『エリアの騎士』

 サッカー女子日本代表“なでしこジャパン”のFW丸山桂里奈選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が、新アニメ『エリアの騎士』(1月7日スタート、毎週土曜 前6:00〜6:30 テレビ朝日)のサポーターに就任し、作品の見どころや今年開催されるロンドン五輪への意気込みなどを熱く語った。

江ノ島高校のユニフォームを着てガッツポーズする丸山桂里奈選手(C)伊賀大晃・月山可也・講談社/テレビ朝日・シンエイ動画

江ノ島高校のユニフォームを着てガッツポーズする丸山桂里奈選手(C)伊賀大晃・月山可也・講談社/テレビ朝日・シンエイ動画

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 同作は、『週刊少年マガジン』(講談社刊)で連載中の同名サッカーマンガ(原作・伊賀大晃/漫画・月山可也)のアニメ化。主人公・駆(かける)らの男子サッカーのみならず、ヒロイン・奈々がなでしこジャパンで活躍する様子も描かれており、丸山選手も「この作品は2006年からスタートしているので、なでしこ人気を先取りしている。そこがすごい」と原作を称賛する。

 主人公の駆は、サッカーU-15日本代表の兄・傑(すぐる)と共に交通事故に遭い、脳死と診断された兄からの心臓移植で、一命を取りとめる。中学では精神的な弱さからサッカー部のマネージャーに甘んじていた駆だったが、亡き兄の「世界を目指す」という夢をかなえるため、プレイヤーとして江ノ島高校サッカー部に入部。全国大会、そして世界を目指してサッカー部の仲間とともに、弱かった自分と戦いながら成長していく。

 この衝撃的な展開の物語に、丸山選手も「兄弟の絆とか、愛とか、チームメイトとか、いろいろなシーンに本当に感動して、これほど漫画で泣いたということはなかったですね」と、涙。さらに同作のサッカー描写は、いわゆる“超人的プレイヤーの活躍”や“荒唐無稽な必殺技”のような現実離れした見せ場に頼ることなく、あくまでも現実の延長戦上として“ファンタジックなプレー”が描かれており、「サッカーの技術の描き方も細かいんですよね。だから、サッカーをやっていない方でも見ると勉強になると思います。サッカー選手の私が言うんですから間違いないです(笑)」と太鼓判を押す。

 アニメでは、ストーリー展開にそった丁寧なサッカー解説や基本ルールの説明を加え、フォーメーション図解などサッカーをよく知らない視聴者にも、サッカーへの理解と興味を広げるアプローチを試みる。

 昨年7月のサッカー女子ワールドカップでは、準々決勝のドイツ代表戦で決勝ゴールを決めた丸山選手。出場すれば自身にとって3度目となるロンドン五輪に向けては「まだ五輪で得点を決めてないんですね。だから個人的には得点したいと思いますし、チーム的にはワールドカップのように金メダルを取りたいなと思っています。ここまで女子サッカーが注目されるということがなかったので、結果を残せば残すだけ注目されると思いますし、(ディフェンディングチャンピオンという)プレッシャーも責任感に代えて、頑張りたい」と語っていた。

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