SMAP・中居正広がホスト役を務めるスペシャル番組『中居のかけ算』（1月4日　深0：55〜1：55　フジテレビ）が放送されることが、29日わかった。ゲストはタレントの萩本欽一と脚本・演出家の三谷幸喜。3人が同時に顔を合わせるのは今回が初めてで、収録直前の中居も「全く（展開が）想像がつきません。ドキドキしています」と緊張を隠せないでいたが、欽ちゃんが2012年に誰でも運勢をあげられる“運”論を披露したり、三谷と中居がそれぞれの結婚観を明かすなど、充実したトークが繰り広げられた。

　2011年年始にもスペシャル番組として放送され、前回は秋元康、小室哲哉と中居、さらにTOKIOの城島茂、V6の坂本昌行と中居の3人のリーダーが顔を揃えての “かけ算”が実現し、話題を呼んだ。

　今回の3人の接点はというと、三谷が『欽ちゃんのドンとやってみよう』というヒット番組で、視聴者からの投稿ハガキ選定する仕事をしていたことを明かす。それを聞いて、「あの時、声かけとけばよかったー」と悔やむ萩本。当時、三谷が仕事をしていたことは全く知らなかった萩本は、後に三谷作品を観て惚れ込み、「大好きだからあの人と一緒に仕事やる！って（周りに）言っていた」という。 萩本は「思いもつかないセリフを作り出す！」などと三谷をべた褒め。「（ああいうセリフが）どこから出てくるの？　教えて！」と萩本に迫られると、三谷は「もう僕はどうしたらよいのか」と喜び、そして戸惑っていた。また、萩本から三谷の離婚後の姿をテレビで見たという発言が飛び出したことから、三谷のプライベートが明かされることに。話題は中居の結婚観から、萩本の家庭観まで及んだ。

　さらに欽ちゃんならではの“運”にまつわる理論が披露され、それによると三谷の運は今が最高潮なのだとか。中居も興味津々に運勢アップの秘訣に耳を傾けていた。テレビの未来についても自由に意見を交わした3人のトークの“かけ算”は大いに盛り上がり、収録は予定時間をはるかにオーバー。「どうやって終わったらいいの！」と欽ちゃんが叫んだほどだった。このトークの模様は1時間枠でたっぷり放送される。