2011年12月10日 15時11分
役所広司 (C)ORICON DD inc.
役所広司、映画の持つ“外交力”を熱弁
俳優の
役所広司が10日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』記者会見に、
成島出監督、小滝祥平プロデューサーとともに出席した。山本五十六の人物像に深く迫った同作。役所は、海外からも多くの記者が集まるなか「映画の力は下手な外交より外交手段としてはとてもいいものだと信じています。どうか映画楽しんでください」と責任感とともに映画の持つ“力”を訴えた。
同作は、軍事主義国家の中枢で日米協調を訴えながらも戦争を回避できず、聯合艦隊司令長官として70年前の真珠湾攻撃を立案・指揮を担うことになった山本五十六の史実をもとに、日本を守るため戦争を短期終結させようと考えた指導者としての実像を描く。
すべて日本人からの視点で描いたことについて、小滝プロデューサーは「2時間20分という与えられた時間のなかで、日本をしっかり描こうと思った。そうすれば当時敵方だったアメリカが見えてくるだろうと我々は確信を持っています」と説明。そして「また実はもう一つ理由があります。我々には映画『パール・ハーバー』ほど予算が与えられていませんでした。今度は10時間くらいの三部作で、役所さんと成島監督にやってもらいたい」と付け加え、場を和ませた。
また役所は「今の日本はこの映画で昭和史を学ぶところがたくさんあると思う。日本のお客さんたちがこの映画を観て、太平洋戦争のことを改めて考えてくれればこの映画は大成功だと思います」と真摯に語っていた。
映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』は23日(金)より全国で公開。