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板尾創路、刑事ドラマ初主演 〜田辺誠一、田中圭と本格推理に挑戦

 お笑いタレント・板尾創路が、来年1月5日スタートの新ドラマ『デカ 黒川鈴木』(毎週木曜 後11:58〜 読売テレビ・日本テレビ系)で刑事ドラマ初主演を務めることが21日、わかった。田舎町で起こる殺人などの凶悪事件を鋭い推理で解決へと導く本格ミステリーとなる同作で、板尾は頭脳明晰で推理力に長けたクールな敏腕刑事役に挑戦。バラエティ番組でみせる芸人としての顔を封印し、2年ぶりとなる連ドラ主演はボケなしの新境地でドラマ界に新風を吹き込む。

新ドラマ『デカ  黒川鈴木』に出演する(左から)田中圭、板尾創路、田辺誠一

新ドラマ『デカ 黒川鈴木』に出演する(左から)田中圭、板尾創路、田辺誠一

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 原作は2006年に『第3回 ミステリーズ!新人賞』を受賞したミステリー小説『田舎の刑事の趣味とお仕事』、『田舎の刑事の動物記』(著・滝田務雄/創元推理文庫)。冴えない風貌とは裏腹に、抜群の洞察力と推理力を持つ主人公・黒川鈴木(板尾)と、能天気で“田舎ボケ”した部下・白石(田辺誠一)、そんな2人に振りまわされる都心からの新任刑事・赤木(田中圭)が凸凹トリオとなって事件解決に挑む。このほか、黒川の妻役には鶴田真由が決定。旦那の心を粉砕するブラックジョークを吐く、毒舌キャラを演じる。
 
 「板尾さんが持つ独特の存在感と類まれなカリスマ性を“シリアスな演技”で引き出していきたい」と起用理由を明かすのは同作のプロデューサー・福田浩之氏。過去に映画『ナイン・ソウルズ』(03年)、『空気人形』(09年)などでエキセントリックな役を演じてきた板尾を主人公に「今までの刑事モノであるような男前刑事が見事に推理! ではなく、板尾さんの飄々とした一面と眼光鋭いクールな一面を存分に活かしてニューヒーローを作りたい。刑事3人のキャラのギャップと絶妙なバランスも楽しんでもらえるはず」と力強く語る。

 脚本には板尾の連ドラ初主演作『木下部長とボク』(2010年/同系)を手がけた作家・大宮エリーが再登板。ミステリーを軸に、キャラクター達のギャップを上手く盛り込みながら、「猛毒入り米ばらまき事件」、「高級ワサビ強奪事件」と田舎ならではのユルい世界観も投影していく。1話完結で、犯人役には大物俳優らも登場予定。深夜枠ならではの個性派のキャスティングとストーリー展開が話題を集めそうだ。

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