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キムタク『南極大陸』がいよいよ始動 「日本の象徴ともいうべき物語」

 人気グループSMAP木村拓哉主演、南極観測に挑んだ男たちの熱い生き様を描いた新ドラマ『南極大陸』(毎週日曜 後9:00〜 TBS系)がきょう16日より放送開始となる。ヒロインには綾瀬はるか、同じ観測隊員には堺雅人、そして来年6月に歌舞伎役者として初舞台を踏む香川照之など、開局60周年記念作にふさわしい豪華なキャスト陣が集結。木村は「決してあきらめなかった日本の象徴ともいうべき物語を今こそやるべきだ」と力を込め、「日本が再び一つにまとまることが今こそ必要なのではないか、そう感じてもらえるような作品」と、胸を張る。

TBS系日曜劇場『南極大陸』より

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 1983年に俳優・高倉健主演で公開された映画『南極物語』は、当時の歴代映画興行成績で首位を独走した不朽の名作。今回は実際に南極観測に向かった北村泰一氏の『南極越冬隊タロジロの真実』(小学館刊)を原作に、地質学の研究者・倉持岳志(木村)と観測隊員たち、そして樺太犬たちによる前人未到の挑戦を描く。

 物語は、昭和30年代。戦後10年を過ぎた頃、世界から敗戦国のレッテルが貼られていた日本が意地とプライドを取り戻すため、世界が注目する「南極観測」に名乗りを上げる。しかし、主人公・倉持たちが実現に向け尽力するなか、国や企業は南極観測への資金援助に後ろ向きの姿勢をとり、南極への道は難航を極める。

 しかし、その困難を救ったのは将来の夢と希望を抱いた子どもたちだった。「僕のお小遣い使って!」と5円玉を握りしめ募金をスタート。この活動は全国各地へと広まり、いつしか南極観測は「国際社会復帰の一大プロジェクト」へ。教科書では知りえなかった“南極観測”に隠されたヒューマンドラマがいよいよ明らかになる。

 主題歌には中島みゆきの「荒野より」が決定。「犬の気持ちになって越冬隊員の事を想い歌詞を書いた」というコメント通り、まさにドラマの世界観を音楽で表現した中島渾身の楽曲で作品を盛りあげる。

 公式サイトでは木村をはじめ、主要キャスト陣のスペシャルインタビューや実際に観測船として使用された「宗谷(そうや)」の歴史も紹介。さらに番組ADが綴る『南極を100倍楽しくみる方法』では、劇中の時代設定である“昭和”を理解するための、当時の街の暮らしを案内するなどプチ情報を掲載中。今期のドラマは国民的アニメの実写化や根強い人気の刑事ものなど話題作が勢ぞろいするなか、“視聴率男”としての木村の最新作のスタートに注目が高まるのは必須と言えそうだ。

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