歌手・吉川友（きっかわ ゆう・19）ら11人の旬なアイドルが出演する映画『Cheerfu11y（チアフリー）』（22日公開、ユニバーサルJ製作）のプレミア上映会が12日、東京・SHIBUYA-AXで行われた。上映後、出演者のうち10人がチアのユニフォームで登場し、クライマックスで見せる「チア＆ダンス」を生披露。500人の観客を前にした“ガチ”の挑戦に緊張しながらもハツラツとした演技を披露すると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こり、10人は抱きあって喜んだ。

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　『Cheerfu11y』は、ひょんなことから学校の大事な銅像を壊してしまった11人の女子高生たちが、地元で開催されるチア＆ダンス大会の優勝賞金で銅像を直すことを誓い、ぶつかりながらも少しずつ一致団結していく物語。タイトルは、アルファベット小文字の「l（エル）」の部分を11人のメンバーをもじって「11」で表記する。

　上映後のトークでは撮影の裏話が弾み、「きっか（吉川）ちゃんは天然キャラを作っているのかと思ってたら、本当に天然だった」と総“口”撃された吉川は終始タジタジ。THE ポッシボーの秋山ゆりか（18）は稽古当初を振り返り「ぱすぽ☆の安斉と佐久間のダンスはやばいと思った。ちゃんとお見せできる映像になってよかった」と会場の爆笑を誘った。

　また、今年4月、ももいろクローバー（現ももいろクローバーZ）を電撃脱退し、本格的な女優業をスタートさせた早見あかり（16）は上映前の会見で「アイドルとして人前に出ることが久々」と緊張の面持ちだったが、上映後には「最後のポーズの達成感に満ちた笑顔は演技じゃなくて本物」と満面の笑みを浮かべていた。

　出演はほかに、「ぱすぽ☆」の安斉奈緒美（19）、森詩織（18）、佐久間夏帆（19）、玉井杏奈（16）、つんく♂プロデュースのアイドルグループ「キャナァーリ倶楽部」のにわみきほ（22）、「THEポッシボー」の後藤夕貴（18）、昨年ハロプロエッグの研修課程を修了した7人で構成する「アップアップガールズ（仮）」の古川小夏（19）、森咲樹（もり さき・18）。22日（土）よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかで全国公開。