1985年に阪神タイガースを初の日本一に導き“伝説の助っ人”として語り継がれているランディ・バース(57)が、同球団在籍時のデザインを再現した縦じまユニフォームを着用し、バンダイ『プロ野球オーナーズリーグ』2011年度版“第3弾”の新CMに出演する。撮影で当時の勇姿そのままの豪快なスイングを披露したバースは、久々の縦じまに「グレートな気分だよ！」とご満悦だったようだ。

【写真】その他の写真を見る

　撮影現場にユニフォーム姿のバースが登場すると、スタッフたちからは「おぉ〜！」というため息にも似た歓声があがったという。バースは、まるで試合前のような緊張感あふれる表情で撮影に臨み「当時のフォームを一つひとつ思い出すかのように何度もバットを握り締め、素振りの角度やバットの感触を確認する姿が印象的だった」と関係者は語っている。

　撮影後にインタビューに応じたバースは、現在の阪神のチーム状況を「Aクラスに入れるチームだと思うし、ピッチャーはいい。打者の一部は少し高齢化した部分はあるけど、セ・リーグを制覇する力は充分あると思うよ」と分析。阪神の今季の順位を「3位くらいかと思う」と予想したが「まず大事なのはプレーオフ（クライマックスシリーズ）に進むこと」と強調し、悲願の日本シリーズ制覇に期待を込めた。

　そして「タイガースファンの皆さん。久しぶりです。“あの時”から26年も経ったなんて信じられないね。長いこと日本一になってないので、悔しいかもしれないけど、彼らは必ずまたチャンピオンになるから、優しく見守ってあげてくれ！そして、皆さんの幸運を祈っています」と日本のファンに向けてメッセージを送った。

　カードとインターネットを融合させたオンラインカードゲーム『プロ野球オーナーズリーグ』2011年度版“第3弾”の新CM『バース篇』は、10日より放送開始。