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ドコモのCM美少女・木村文乃、伊坂幸太郎×中村義洋監督作品『ポテチ』に出演決定

 NTTドコモのスマートフォンのCMで桑田佳祐との共演が話題を集め、ドラマ、映画への出演が相次ぐ若手女優、木村文乃(23)が、ベストセラー作家・伊坂幸太郎原作の映画『ポテチ』(中村義洋監督、2012年春公開)に出演することがわかった。俳優・濱田岳が演じる主人公・今村の恋人、若葉役。木村は「ストレートで単純、そしてたまにズレてるけどどこか憎めない、そんな若葉を素直に表現していけたらと思っています」と意気込みを語っている。

映画『ポテチ』に主演する濱田岳(中央)、木村文乃(右)、中村義洋監督(左)

映画『ポテチ』に主演する濱田岳(中央)、木村文乃(右)、中村義洋監督(左)

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 『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など、これまで宮城・仙台を舞台とする数々のヒット作を送り出してきた作家・伊坂と中村監督の強力タッグが、東日本大震災をきっかけに急遽映画化を決意した。

 原作は、2007年に発表された単行本『フィッシュストーリー』(新潮社刊)に収められた短編のひとつ。空き巣を生業とする一方で、同じ年、同じ日、同じ病院で生まれたプロ野球選手に特別な感情を寄せる主人公を中心に、誰かを想って生きていくことの強さと喜びを描く。現在、仙台市を中心にオールロケにて撮影中で、9月中旬にクランアップ。上映時間約60分の中編映画として来春の全国公開を予定している。

 主演の濱田は、伊坂×中村作品に3作連続で出演。同様に大森南朋も原作ファンの間で最も人気の高いキャラクターのひとり、今村が尊敬する空き巣のプロ・黒澤役で出演する。今村の母・弓子役には、中村監督作品『ルート225』でも主人公の母親役を演じた石田えりがキャスティングされた。

 音楽を手がける斉藤和義も含め、伊坂×中村作品に欠くことのできないメンバーが再集結する中で、新顔の木村がどのような新風を吹き込んでくれるのか。木村は「不器用でも格好悪くても、誰かを思って行動することの大切さを伝えられるような作品になるように、しっかり受けて、しっかり返していきたい」と話していた。

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