鳩山由紀夫前首相のソックリ芸人としてブレイク後、前首相退陣に伴い“ヒヨドリ来留夫”に改名した鳩山来留夫が15日、「需要がまったくなかった」ことから結局、元の芸名に戻したことを明らかにした。この日都内で行われた映画『スカイライン−征服−』（18日公開）のトークイベントに出席した鳩山は「芸能界を仕分けられ、嫁にも仕分けされました」と、今年1月の離婚も絡めた自虐ネタであいさつ。「僕はまだあきらめてません！ 子供に会いたい。お〜い、帰ってこ〜い！」と悲壮感を漂わせた。

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　「ネクタイは妻の趣味です。」と書かれたタスキをかけて登場した鳩山だったが「一度クリアしたドラクエをもう3回クリアしたら、嫁が出ていくという結末になった」と力なく報告。芸名も、需要がない以外に“ヒヨドリ来留夫”と命名した師匠・ビートたけし自身から「ヒヨドリって誰だ？ 鳩山にしたほうがいい」と言われてしまったといい、「私はこの厳しい芸能界を、これからも生きていく所存です」と気持ちだけは前向きに話した。

　同作は『2012』『アバター』のVFXチームが驚異の映像で描く、地球征服3日間の黙示録。タレントの山本モナ、矢追純一とともにイベントに出席した鳩山は「ここに登場する宇宙人に比べたら、私などただのペテン師」と時事ネタを織りまぜながら「政界に現れるたびに騒ぎを起こす鳩山ばりに、エイリアンが暴れ回ります」と映画をアピールしていた。

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