お笑いコンビ・よゐこ、TKO、ますだおかだら松竹芸能所属タレントが17日、東京・新宿にオープンする新劇場「松竹芸能 新宿角座」で開催したチャリティーライブ『みんなの少しを大きな塊に』後に募金活動を行った。TKOの木本武宏は「お笑いというエネルギーを送れればいいけど、それを必要とされる日が来るまで、ここから（支援など）いろいろとやっていきたい」と復興に向けて支援し続けていくことを誓った。集まった義援金は、日本赤十字社を通じて寄付される。

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　同チャリティーライブでは、入場料の設定は行わず、募金をして入場できるシステムを実施。木本がデザインしたTシャツをまとった出演者が持ち寄ったグッズや私物などを1000円均一で販売する企画も展開した。

　よゐこの濱口優は「ボランティアで被災地に行っている知人がいて、お肉を振舞った時に子供が『お肉取ったど〜！』と言って場が和んだというのを聞いたので、笑いでも何かできるなと思った」と事務所を上げて活動するに至ったきっかけを報告。木本も「僕たちにしかできないことがあると思う。継続していきたい」と意気込んだ。

　阪神淡路大震災時に被災した安田大サーカスの団長安田は「何か恩返しができたらと思っているので、何かあれば駆けつけたい」と使命感を口にし、被災経験を踏まえて「水を入れるポリタンクや台車、歯ブラシとかも送れればいいなと思ってる」と段階に応じた対応の大事さを訴えた。

　同社初の東京地区の新劇場「松竹芸能 新宿角座」は、5月14日（土）にTKOのこけら落とし公演をもってオープンする。吉本の劇場も構える新宿に進出することに対し、よゐこの有野晋哉は「うちの劇場に『ルミネ入り口こちら』ってやっとこうか？」と便乗案を提案するなど及び腰で、ますだおかだの岡田圭右も持ちギャグの「閉店ガラガラ！」を繰り出して非難を浴びていた。