画家としても活躍する著名人である片岡鶴太郎、工藤静香、八代亜紀が30日、都内で行われた絵画展『鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展 -手塚治虫と四大巨星-』発表会見に出席した。同展は当初、ブッダ誕生を象徴する展覧会として開催する予定だったが、今回の東日本大震災を受け、急きょ展名を変更するとともに収益を義援金として寄付することになった。この日は、それぞれが描いた仏教の祖『お釈迦様=ブッダ』もお披露目され、工藤は「自分の中でなにができるのか考えた中で、いろんな形で力になれることを、ひとつひとつクリアしてやっていきたい」と復興への思いを明かし、片岡も力強く「この時期に、ブッダを描いたのは単なる偶然ではなく、ある種の“ミッション”のように感じます。仏画に祈りを込めさせて頂きました」と語った。
2011/03/30