よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の漫才コンビ、ハムが2月28日をもって解散したことがわかった。“滑舌悪い芸人”こと諸見里大介と相方・川見直通の二人が、1日付の双方のブログで報告した。

　「チョイチョイチョイ！」の決めセリフでも知られ、滑舌悪い芸人として2月17放送の『アメトーーク！』（テレビ朝日系）にも出演していた諸見里は、ファンやスタッフ、後輩たちへの感謝とともに「『ハム』として活動していた経験を活かして新しい人生頑張って行きます！2人とも芸人を続けていくつもりなので、これからの2人の新しい人生を変わらず応援して頂けるとありがたいです！」と意欲的にコメント。

　一方、対照的なのが「解散は晴天の霹靂（へきれき）で、まだ茫然としており、受け止められておりません」という川見。解散話が持ち上がったのは昨年11月末と明かした上で、解散は「厄年のせいにするくらいスーパーナチュラルな出来事であり（唐突、予想外という意味で）、スーパー理不尽な理由だったので、スーパー納得できませんでした」と合点がいかない様子。

　「ほんとーーに、すごい後悔が残っています。悔しいです。「ハム」としてやり残したことが多すぎます」と無念の内を明かし、今後についても「まだ何も決まっておりません」。諸見里は「2人とも芸人を続けていくつもり」としているが、当の川見は「新コンビか？」「作家転向か？」「就職か？」「自由業か？」との選択肢を挙げ「どれにも手が伸びません」という状態だという。「さぁ今が人生の正念場です！」という川見、進路は明言しないまま「どこかでお会いできることを楽しみに」と結んでいる。