人気女性芸人・友近(37)がこのほどORICON STYLEの取材に応じ、毎年恒例の単独ライブ『友近も濡れる街角』(11月3日 東京・ルミネtheよしもと 11月12日 大阪・なんばグランド花月)のPRとともに、結婚観の変化に言及した。今年3月、ザ・プラン9のなだぎ武との破局が伝えられて以降、東野幸治への“片思い”が軽い話題を呼んだ程度で浮いた話もなかった友近だが、初めて「2〜3年後には子どもを産んでおきたい」と具体的な願望を明かした。
“ディラン&キャサリン”ネタで仲むつまじい姿を随所で見せていたなだぎとの“予想外”の破局が、世間でも話題になったのは周知のとおり。あれから半年、「今は、仕事が第一。まだまだやりたいことはあるし、冠番組も持ちたい」と芸人としての姿勢は変わっていないが、最近になって「結婚に対する考え方」に変化が訪れたという。
これまで、女芸人としてまい進する上で“結婚=足かせ”になると考えていたそうだが、今では「支障が出ないと思う」とあっさり。現時点で特定の交際相手は「いない」と言うものの、数ヶ月前に「大きな部屋」のある新居へ引越し、それまでおろそかにしていた家事全般も「どれだけ遅い帰宅でも、するようになった」という。「子供が欲しいんです! 2〜3年後には早く産んで復帰したいんですよ」と語る眼差しは真剣そのもの。
その一方、今年はデビュー10年目という節目でもある。全国区で活躍して久しい今、彼女には大きな夢がある。それは、Wエンジン・チャンカワイとの交際も順調なアジアン・馬場園梓と2ショットでトーク番組を持つこと。周囲を見渡しても女芸人で「派生トーク、余談、くだらない知識を持った人物がなかなかいない」と言うが「馬場園さんは、それを兼ね備えた人物。彼女となら、十分面白くやれる」と自信をのぞかせる。
最終的には「男芸人と一緒のステージ(レベル)で立ちたい」と、芸人として揺るぎないプライドと目標を掲げる。最近、ようやく「小難しい人から、こだわりのある人」に周囲の評価が変わってきたといい、今後も自己プロデュース力を高めつつ「“なりきり”キャラを含めて、芸人人生を面白がって過ごしていきたい」と抱負を語った。
来月の単独ライブでは新作コント5本を披露する。これまで、さまざまなキャラクターになりきって爆笑をさらってきたが、今回は自身が持つ分析力や冷静さを存分に活用した“新キャラ”投入を予告。「見どころがたくさんある空間になると思います。期待して、ぜひ足を運んでください!」と満面の笑みでアピールする姿は、「今は、仕事が第一」という言葉に十分説得力を持たせていた。
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2010/10/10