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俳優・細川茂樹が恋愛小説で文壇デビュー “結婚したくない”アラサー男の心情を描く

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 俳優として活躍する傍ら、家電オタクとしても知られる細川茂樹が、作家として初の書き下ろし小説『それでも僕は結婚したい』を今月30日に発売し文壇デビューを果たす。これに先駆け、ORICON STYLEのインタビューに応じた細川は「僕ぐらいの年齢になると、周りは“離婚ラッシュ”なんです。とにかくバツイチが多い」と周囲の離婚事情を明かし、タイトルとは真逆ともいえるアラサー男が“結婚しない理由”を率直に語った。

文壇デビューを果たした細川茂樹 (c)oriconDD.inc 

文壇デビューを果たした細川茂樹 (c)oriconDD.inc 

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 『それでも僕は結婚したい』。一見、どんな困難を乗り越えても結婚したい男性の奮闘記かと思いきや、付き合って3年を迎えた彼女から、ある日“結婚”の2文字を迫られるアラサー男・武の心の揺れを描いたラブストーリーだ。突然の申し入れに戸惑う武は、すでに結婚を経験している周囲の先輩から様々な“離婚のリスク”を聞かされ、さらに二の足を踏んでしまう。彼女から与えられた返事を出すまでのタイムリミットは1週間。悩みぬいた末に、最後に出す決断とは?

 同書で徹底的に掘り下げられているのは“バラ色の結婚”ではなく、文字通り“泥沼”の離婚劇だ。「僕ぐらいの年齢になると、周りは“離婚ラッシュ”なんです。とにかくバツイチが多い」と、驚きの発言をさらりと語る細川。「離婚は事件。僕はまず、家裁(家庭裁判所)ではどうやって進めるの? 子どもの親権どうするの? そもそも、なぜ別れるの?? という疑問だらけだった。そこで、周囲のスタッフから離婚事情を聞いてみるとたくさんの体験談があって……みんなすごいドラマを経験しているんだなと思いました」。

 さて、気になるのは主人公・武と著者・細川とのシンクロ率。細川自身も現在38歳にして、未婚。モデル出身で容姿端麗、バラエティ番組などでみるフランクな人柄から察するに、モテないわけがないのだが、どうして未だ独身なのか? 「僕にとって、結婚は人生最大のセレモニー。すごく楽しみにしています。家族と家族が一緒になるというのが“結婚”でしょ? だからこそ、あと1歩が踏み込めなかった」と、外見からは想像できない、古風かつ慎重な性格が垣間見える。

 「自分の、そして相手の家族全ての責任を背負うという意味でも、僕自身が未熟なのかも」と、真剣な表情を見せ「いつ結婚するの? と質問を受けることはあるけど、僕自身も分からない(笑)。ただ、自分のなかで“今だ”と思える結婚“適正期”が来るのを、待っているんです」と結婚に対する素直な気持ちを明かした。

 ちなみに、主人公と彼女とのやり取りやエピソードは「もちろん、全て架空の出来事です」としながらも「1つだけ実話があります」と裏話もポロリ。「風邪を引いた主人公を見舞う彼女の台詞で“看病してあげるから、迎えにきて”ってやつ。あれは、実際僕が言われた台詞です! 言われた時はすぐに理解ができませんでした(笑)」と、かなり逞しい女性との過去を語り、「面白い奴だなぁ〜。絶対本に載せてやろうって思ったんですよ」といたずらっぽく笑う。

 今回の作家活動のきっかけは、書くよりも先に「映画を撮りたい!」という気持ちが強かったそうで、周囲のスタッフに相談した結果「オリジナルを1本、書いてみたら?」という提案からスタート。書き進める中で既にキャスティングも決まっていると熱っぽく語る姿から、映画監督・細川茂樹の誕生も間近といえそうだ。

 初の書き下ろし『それでも僕は結婚したい』(講談社刊)は今月30日(木)に全国大型書店にて一斉発売。

<細川茂樹「それでも僕は結婚したい」発売記念イベント>
■日程 10月2日(土)
■場所 福家書店 銀座店
■時間 18時スタート(※要整理券)
(問い合わせ:TEL:03-3574-6993)



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  • 自身の結婚観を語る細川 (c)oriconDD.inc 
  • 細川の初の書き下ろし小説『それでも僕は結婚したい』(講談社刊) 
  • 自身の結婚観を語る細川 (c)oriconDD.inc 
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