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　歌手で俳優の加山雄三（73）が19日、横浜・大さん橋で行われた芸能生活50周年記念『若大将クルーズ』出港セレモニーに出席し、同じ神奈川・茅ヶ崎出身で弟分と呼ぶほど親交の深いミュージシャン・桑田佳祐（54）に「早期発見で手術も成功したみたいだし、全く心配してない。側近の人間を通してエールは送ってます。お互い、また頑張ろうや」とエールを送った。

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　来秋迎える客船「飛鳥クルーズ」の就航20周年プレイベントで、加山は名誉船長に就任。キャプテンハットを贈呈され「中学、高校の頃の夢だった豪華客船の名誉船長をやれるのは嬉しいこと。夢はかなうんだと常々思う。幸せいっぱい」とホクホク顔。「本当の船長よりも、船長らしく頑張ります」と終始口滑らかだった。

　また初期の食道がんを公表し療養中の桑田に「ちょっと休養が必要だったんだよ」とねぎらいの言葉を送り「世界に誇れるアーティスト。『THE 夢人島 Fes.2006』で奴は、俺の曲を全部知っててギターを弾くわ、コーラスまで付けてくれた。それでいて謙虚で、さすが我が後輩」と賛辞を送っていた。

　『若大将クルーズ』と称した豪華客船・飛鳥IIは、加山やファンらを乗せてこの日夕方、2泊3日のクルーズ旅行へと出航。加山によるスペシャルコンサートなどが実施される。

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