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　歌手でタレントの中川翔子が16日、17日と連続でファンイベントを開催した。16日にはブログ本第4弾『しょこたん・ぶろぐ　超貪欲デイズ』の発売記念握手会を開催し、2000人以上を動員。翌17日には、昨年10月24日に行った初の東京・日本武道館ライブの特別編集バージョンを上映するシアターライブを東名阪の3都市同時に開催し、実際にファンと一緒に自身のライブを観賞。振り付けを体験した中川は「ファンのみんなが応援してくれる時にこんなに疲れる、大変な思いしてるっていうのが初めてわかりました」と涙を流した。

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　握手会の参加券をゲットするべく、昨年12月30日の書籍発売日には1000冊のサイン入り限定本が即日完売。握手会当日も1000冊のサイン入り本を求めて当日未明から長蛇の列となるなど、累計20億アクセスを超えるブログ人気を証明した。会場の東京・福家書店銀座店周辺には数々のコスプレに身を包んだファンが集結し、さながら秋葉原と化した銀座の街で「バッカルコーン」「ギザ」といったしょこたん語が飛び交った。イベント後、中川は「ブログ本が人の手に渡る実感が、何よりも嬉しかったです。自分の“脳みそ”を見てもらっている様な不思議な感覚ですね」と感想を語った。

　前日がタレント、モンスターブロガーとしての中川なら、翌日は人気歌手、いちファンとしてイベントに参加。20日発売の『中川翔子 超貪欲まつり☆IN 日本武道館』DVD発売イベントとして、初武道館公演の模様をファンと一緒に東京・渋谷シアターTSUTAYAで観賞し、自分自身のライブでファンと一緒に盛り上がるという異色のイベントとなった。会場に登壇するや、今年初の「ギザー！ バッカルコーン！」を決めた。

　「いつもファンのみんながやってくれるコールとかオタ芸を一緒にやりたい」とサイリウムを両手に戦闘体制についた中川だったが、いざ始まるや応援の仕方がわからない。ファンの真似をしたり、ファンから決めのパートを教えてもらうという“逆転現象”が起こり、自分で自分に「しょ〜こたん！」などコールしているうちに前列へ乗り出し、映像を改めて見て「本当に私は多くの、優しいファンの人たちに支えられてると実感しました」と感涙した。

　観賞後は「衣装チェンジで私が舞台にいない時に、みんなが腕をグルグル回す『グルグル』は本当に疲れました。肩や腕が本当に痛くなって、前の席のみんなに逆に『ファイト！ 頑張って〜』って励まされました」とファンの大変さを実感し、「これからは衣装チェンジなどもっと早くして、応援してくれるみんなの体力の消耗を防ぎたい」と“ファンサービスの向上”を新たに誓っていた。

　20日の同DVDに続き、25日には初のイラスト写真集『ミラクルスケッチ』。また3月10日にアニソンカバーアルバム第3弾『しょこたん☆かばー３（仮）』を発売することが決まり、当日はリード曲「ゆずれない願い」（田村直美）を初披露した。それらを引っさげ、4月1日からは全国ツアーも開催する。

◆しょこたんが虹色ドレスで熱唱！
初めての武道館！！ 興奮のライブレポート


　中川翔子