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　お笑い芸人・芋洗坂係長が17日、東京・六本木の芋洗坂で開催された『六本木芋洗坂リニューアル記念新春芋ころがし大会』に招かれ、「勝手に芸名に使ってすみません」と地元の人々に陳謝した。地元町会（日ヶ窪親和会・六本木町会）からは「PRをしてくれた」とサプライズで感謝状が贈られ、芋洗坂係長は「お墨付きをいただけたってことですね」とニンマリ。調子に乗って、商品開発に意欲を見せると「勝手に商品を作らないでください」と釘を刺された。

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　実は芋洗坂係長には、すでに勝手に芋焼酎『芋洗坂』を作ってしまった“前科”がある。「お世話になっているお店がたくさんある」という芋洗坂係長だが、公式に当地を訪れたのは今回が初めて。恐縮しながら、正月休みの間に107キロにまで増量し、締まった体を精一杯動かしながら、歌舞伎町でボラれた歌や六本木のキャバクラ嬢の歌など持ちネタを披露していた。

　同イベントは、芋洗坂のリニューアルを記念したもので、芋煮汁や蒸かし芋などとともに、芋焼酎『芋洗坂』も振舞われた。また、200キロのじゃがいもを坂の上から転がす“芋ころがし”も行われ、転がっている暇もなく、訪れた人々の間で壮絶な争奪戦が繰り広げられた。

　六本木交差点から続く緩やかな坂道の芋洗坂は、六本木ヒルズと東京ミッドタウンという東京の名所をつなぐアクセス道路として、近年通行量が増していることから、歩行環境の向上と景観の改善を図って、歩道拡幅や電気・通信設備の地中化を行った。うどん坂と交わるスポットにはウッドデッキとシンボルツリーの楠が植えられ、オシャレな雰囲気に一変した。