■その他の写真はこちら

　落語家・林家いっ平改め二代目林家三平襲名披露パーティーが12日（木）、都内のホテルで盛大に行われた。パーティー終了間際にはサプライズでアントニオ猪木が登場し、いっ平にビンタで闘魂注入後「1、2、“三”、平〜！」と祝福の雄叫び。いっ平は頬をさすりながら「海老名家のテーブルも全席埋まりまして、無事にここまでこれた。きっと天国の父も喜んでくれると思う」と何かと世間を賑わせた一家が勢揃いしたことを、涙ながらに喜び感謝した。

　落語界をはじめ、政界、芸能界など業界の垣根を越えた著名人約800名が出席した披露パーティー。冒頭で桂歌丸は「あなたの強みは若さ。まず20年間は平成の爆笑王、二代目林家三平として頑張ってください」と激励し、安倍晋三元首相は「二代目三平さんには初代とは違う道を歩んでいただきたい」と願った。渡哲也も「追いつき追い越すことがお父さんへの最高のご供養。お母さんへの親孝行だと思う。林家一門を盛り立ててほしい」と落語界の発展を託した。

　鏡割り後は母・香葉子さん、峰竜太、海老名美どり、泰葉、林家正蔵、いっ平が一つの丸テーブルを囲んで歓談する一幕も。不仲が囁かれた美どりと泰葉の姉妹仲に注目が集ったが、それを払拭するかのように集合写真を撮るなど仲睦まじい様子が垣間見れた。

　終盤に差し掛かると、会場は暗転。真っ赤なマフラーを下げた猪木がお馴染みのテーマソングに乗せて登場し、いっ平に闘魂注入。いっ平は「心もほっぺも痺れる会でした。（初代）三平の人望、家族の温かさを身にしみて感じた」と感涙。「二代林家三平」と彫られた招木を手にして、天国の父へ感謝の思いを述べていた。

【写真】その他の写真を見る