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　2007年ホリプロスカウトキャラバングランプリを受賞し、現在もCM出演などで人気を集めている女優の足立梨花が、このほどORICON STYLEのインタビューに応じ、「目標はアッコさん。私もマルチな活動をしていきたいんです」と事務所の大先輩・和田アキ子を目指す事を宣言した。ビッグな目標達成を果たすために現在すべきことを自ら挙げる積極性もみせた彼女の魅力に迫った。

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　初代グランプリの榊原郁恵をはじめ、深田恭子、石原さとみといった顔ぶれが集うホリプロタレントスカウトキャラバンに新たに名を連ねた足立。「今でもどうして受かったのかわからない」とあっけらかんに振り返るも「オーディションの時よりは成長したなとは思ってます」と充実ぶりを報告。ビッグネーム大先輩を輩出したコンテストのグランプリとあって期待やプレッシャーは計り知れないが「とにかく楽しんで仕事をするだけですよ」と度量の広さもうかがわせる。

　7月から全国公開された映画『愛流通センター』では初めて主演を務め、本格的に女優の仲間入りを果たした。「初めての演技は不安で、無理ですって言いたいぐらいだった」とくじけそうなそうな日々も多かったそうだが、撮影が進むにつれて「女優さんって楽しいなって思えるようになったんです」と晴れやかな笑みをみせる。

　同作では不思議な力によって元カレと復縁する等身大の女子高生役に挑みつつも「実際に彼氏ができた事がないので、会話とかどうするんだろう？　と、わからないことばかり」と初々しい表情もチラリ。「でも、（同作を通して）変な力を借りるより、自分から恋した方がいいなと感じました。元々から私って純粋なんですけど、さらに純粋な気持ちになりましたね」と、茶目っ気たっぷりに恋愛観も語った。

　また、憧れの存在について聞かれた足立は声を大にして「総合的な面での目標はマルチに活躍されてるアッコさんなんです」と大先輩である和田アキ子の名前をあげた。「番組がきっかけで初めて挨拶に行った時、もっと大きな声で自己紹介しなさいってアドバイスしてくれたり、凄く優しい人。この人について行くぞって思いました」と、並々ならぬ決意を明かした。

　『ウナコーワシリーズ』でのCM出演をきっかけにが拍車を掛けて認知度も急上昇している彼女だが、「私ってたぶん、この人またTVに出てるなっていう程度の認識で、みなさんの頭の中に止まってると思う」と控えめな自己分析をして自らを顧みる。だからこそ、自らを奮い立たせるかのように「アッコさんのようにビッグになるには、まず“足立梨花”を知ってもらうこと。まだどの道に進むとか決めてないけど、今やってる女優業やモデル以外にもバラエティに出たりして、もっと知ってもらいたいです」と、更なる高みを目指すため、目を輝かせていた。

　なお、足立にとって初めての主演映画となった『愛流通センター』は、パーフェクト チョイス Ch.174の『もぎたて映画館 スカパー！シネメロン』にて10月10日（金）夜21時より限定放送される。